ポルシェの市販レーサー「911GT3R」は500馬力以上の直噴エンジン

2015年の24時間耐久レースのスタート直前で盛り上がっているニュルブルクリンクにおいて、ポルシェが市販レーシングカー「911 GT3R」を世界初公開しました。

このGT3規格のカスタマー向けレーシングマシンが目指しているのは速さだけではありません。GT3レギュレーションにおいて求められる燃費の低減、ハンドリングの改善、安全性の最適化、そして市販レーシングカーとして重要な交換部品などメンテナンスコストの削減も考慮されているということです。

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リヤに搭載されるエンジンはもちろん水平対向6気筒。排気量4.0リッターの直噴ガソリンユニットで、最高出力は500馬力以上とされています。

駆動系は、パドルシフトを備えたコンスタントメッシュ・シーケンシャル6速トランスミッション。機械式LSDも備わっているといいます。

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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