2015年の24時間耐久レースのスタート直前で盛り上がっているニュルブルクリンクにおいて、ポルシェが市販レーシングカー「911 GT3R」を世界初公開しました。
このGT3規格のカスタマー向けレーシングマシンが目指しているのは速さだけではありません。GT3レギュレーションにおいて求められる燃費の低減、ハンドリングの改善、安全性の最適化、そして市販レーシングカーとして重要な交換部品などメンテナンスコストの削減も考慮されているということです。
リヤに搭載されるエンジンはもちろん水平対向6気筒。排気量4.0リッターの直噴ガソリンユニットで、最高出力は500馬力以上とされています。
駆動系は、パドルシフトを備えたコンスタントメッシュ・シーケンシャル6速トランスミッション。機械式LSDも備わっているといいます。