マツダ・デミオと明治時代の共通点とは?【動画】

村上リサさんがマツダデミオで出掛けたのは、明治時代の産業革命当時の香りが残る熊本県宇城市にある三角西港。この港は福井県の三国高港、宮城県の野蒜築港とともに明治の三大築港事業として明治20年6月に竣工した港湾施設です。

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明治の産業革命を支えた石積み埠頭をはじめ明治期の港が完璧に現存しているだけでなく、港の周辺には国の有形文化財の浦島屋をはじめ、龍驤館そして旧三角開運倉庫などの歴史的建造物があり、そこに佇むとまるで明治時代にタイムスリップしたような感じです。

この三角西港はオランダ人水理工師のムルドルの設計し、山を削り海面を埋め立てて近代的な港湾都市を建設しました。曲線を多用し水路幅、道路幅ともに当時の日本の基準をはるかに超えたスケールで、築港当時の道路幅のまま現在でも熊本〜天草を結ぶ主要幹線道路、国道57号線として利用されています。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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