VWが世界販売を加速の中、トヨタは静観し企業基盤強化へ

米国の新車市場は景気の緩やかな回復と自動車ローンの低金利を背景に需要が拡大。

米調査会社オートデータによると、9月の新車販売台数は125万台(前年同月比+9.4%)、年間累計では1243万台(前年同期比+5.5%)と好調が続いています。

TOYOTA_CAMRY2015

米国市場を牽引しているのが日本車勢で、1‐9月の間に約469万台(シェア約38%)を販売するなど、4割近いシェアを確保しており、上位を独占している状況。

2014.01-09
(オレンジ色が日本車勢)

ブランド別に年間累計販売台数を見ると、トヨタは3位で180万台(前年同期比+5.7%)、ホンダは5位で116万台(+0.1%)、日産は6位で106万台(+13%)、スバルは9位で38万台(+19.8%)、マツダは12位で24万台(+9.3%)、三菱自は15位で6万台(+29.8%)となっています。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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