アストンマーティンがV8ヴァンテージN430とDB9カーボンブラック・カーボンホワイトという2種類のスペシャルエディションをローンチしたCoSUME NATIONALの会場にアストンマーティン創立100周年を記念して、イタリアの名門カロッツェリアであるZAGATO社が手がけたアストンマーティンDBS Coupe ZAGATO Centennialが展示されました。
なぜ、これほどレアなクルマが展示されたのかというと、実は会場となったラグジュアリーファッションブランドの「CoSTUME NATIONAL」のデザイナーであるエンニョ・カパサがこのアストンマーティンDBS Coupe ZAGATO Centennialのカラーリングから素材選定、内装デザインを手掛けたコラボレーションカーだからです。
エクステリアだけでなく、インテリアも地中海をイメージしたという美しいブルーで統一されています。そして「CoSTUME NATIONAL」の本質であるミニマリズムを表現しながら、フレッシュなイメージを作り出すことを強く意識したデザインは、最高級の素材やブルーの内外装に対して、あえてラフな質感のアルミニウムパネルなどを組み合わせて表現しています。
世界で最も美しい言われているアストンマーティンDBSのスタイリングに、地中海のラグジュアリーなGTフィーリングをプラスした唯一無二のスペシャルカーに仕立てられています。
(萩原 文博)