「軌道でGO!」という名前の製品だそうです。雪上でクルマを走らせるには、スタッドレスタイヤを履いたり、タイヤチェーンを装着したりするのが一般的ですが、これはもっと大胆な方法をとります。
そう。キャタピラーをつけてしまうのです。Truck(トラック)にTrack(軌道)をつけちゃうっていうことで、ちょっとシャレにもなっているようです。タイヤをはいたままキャタピラーを装着し、タイヤで駆動できるので便利です。
いやー、さすがにキャタピラー最強。これはそうかんたんにスタックしないでしょう。少々の雪道ではこんなのいらないですが、林道とかオフロードではけっこう役に立つのでは?
装着には15分もかからないそうです。
疑問だった「外し方」はこちらで納得です。
まったく余談ですが、原稿でこの「キャタピラー」という言葉を使うときに、いつも引っかかるんですよね。というのは「キャタピラー」というのは、米国キャタピラー社の登録商標なんです。一般名詞じゃないんですね。ちなみにキャタピラーは日本ではかつて三菱重工との合弁で日本法人を作ったそうで、三菱との関係が深いようです。
いっぽう「クローラ」という呼びかたもあります。こちらは一般名詞っぽいですが、あまり知られてないかな? 日本語では「無限軌道」っていう呼びかたがありますが、そんな言葉使いませんよね。なお自衛隊なんかだと「履帯(りたい)」って呼びます。けっきょく「キャタピラー」以外の言葉だと、通じにくいんじゃないかと思って「キャタピラー」って書いちゃうんですよね。
(まめ蔵)