今一番気になる自動運転EV車「ソニーVISION-S」に清水和夫が大接近! コイツの可能性は無限大【SYE_X】

■EV嫌い?の清水和夫が愛しいソニーVISION-Sに再会!

●CES2020で出会った異業種会社ソニーが作った自動車って?

2020年1月7日からアメリカ・ラスベガスで行われた電子機器の見本市SES2020で、ソニー(SONY)が開発した自動運転EV車「VISION-S」と初対面をした国際モータージャーナリスト・清水和夫さん。

ソニーVISION-S
日本で再会! さぁ、ソニーVISION-Sを体験してみましょう。

清水さんはEV+自動運転技術満載のこのVISION-Sに、自動車メーカーじゃなく電気屋さん・家電屋さんであるソニーが作ったからこその、未知の世界が秘められているだろうこの娘(コ)に物凄くワクワクしたそうです。

あれから8ヵ月…コロナ禍~自粛~やや解禁?となった8月7日、東京・品川のソニー本社にて、清水さんはついに!愛しいVISION-Sとの再会が叶いました!

●初試乗は助手席で…え~残念!

33個のセンサーがクルマ全体を包み込んで自動運転を可能とし、21世紀に現れるべくして登場したソニーVISION-S。

スマホ操作
まずはスマホを操作して解錠!

ドア解錠はスマホで操作です! まさに未来的です(あ、ホンダeもスマホでしたっけ)。

運転席に座る清水さん、いよいよエンジンスタート! 運転席から助手席まで、全面に広がるパノラミックスクリーン、そこから現れる映像もサウンドも、さすが「世界のSONY」です。

パノラミックスクリーン
一面に広がるパノラミックスクリーン。未来です!

「なんか感動です! クルマとして新しい。クルマの価値が変わった!!」(清水)

ソニーVISION-S
デザインも物凄くカッコイイです。

いよいよ試乗です。が…助手席へ移動お願いします…ン~残念。試乗ステージはソニー本社エントラント内をグルグル回るだけ、気になる自動運転は残念ながら体験できませんでした。

ソニーVISION-S
愛しいソニーVISION-Sに清水和夫が大接近!

しかし、「真っ白いキャンパスに新しいクルマの価値を描いていく可能性のあるクルマ、それをソニーがクリエイトする、そんな感じ。こういうクルマが日本から出てきたということが超嬉しいよね!」(清水)

さて、このソニーVISION-Sは、アメリカのテスラをどこまでやっつけられるか!? 体験試乗のすべては動画で!

●CES2020で見たソニーVISION-S考

「自動車村目線ではない、ソニーはエンターテイメントのコンテンツプロバイダーというキラーコンテンツを持つ。それにテクノロジーを融合するところに新しい価値を提案できるパワーを持っているのではないか…」(清水)。

ソニーVISION-S
ソニーVISION-Sは、21世紀に生まれるべくして登場した、無限の可能性を秘めるクルマです。

今回、日本でVISION-Sの助手席体験試乗が叶った清水さん。1月のCES2020で最初に出会った時の清水和夫VISION-S考はコチラの動画『【言いたい放談】第二十三回 ソニーVISION-Sの衝撃!! 異業種連携の魔力。フルバージョン』でも語っていますので、ぜひご視聴を!

(レポート:清水 和夫/動画:StartYourEnginesX/アシスト:永光 やすの)

■SPECIFICATIONS
車名:SONY VISION-S
全長×全幅×全高:4895×1900×1450mm
ホイールベース:3000mm
最低地上高:120~135mm
車両重量:2350kg
定格出力:200kW×2(フロント/リヤ)
駆動方式:4WD
サスペンション:ダブルウイッシュボーン式(F/R共)
タイヤ(F/R):245/40R21/275/35R21
加速性能:0-100km/h=4.8秒
最高速ぞ:240km/h
車両本体価格:-

【関連リンク】

StartYourEnginesX
https://www.youtube.com/user/StartYourEnginesX

この記事の著者

清水和夫 近影

清水和夫

1954年生まれ東京出身/武蔵工業大学電子通信工学科卒業。1972年のラリーデビュー以来、スーパー耐久やGT選手権など国内外の耐久レースに参加する一方、国際自動車ジャーナリストとして活動。
自動車の運動理論・安全技術・環境技術などを中心に多方面のメディアで執筆し、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターとして多数の出演経験を持つ。clicccarでは自身のYouTubeチャンネル『StartYourEnginesX』でも公開している試乗インプレッションや書下ろしブログなどを執筆。
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