三菱自動車の電気自動車、i-MiEVとミニキャブMiEVがマイナーチェンジ。i-MiEVは上級グレードの装備を見直して、従来より約90万円の価格ダウンを果たしたほか、ヒートポンプエアコンの採用による暖房時の消費電力を抑制するなど進化。ミニキャブMiEVは、シートヒーターの範囲を広げ、体感的な暖房性能をあげています。
i-MiEVでは、従来の上級グレード「G」にかえて「X」を新設、バッテリー総電力量16.0kWh(JC08モード航続可能距離:180km)のメーカー希望小売価格を約90万円ダウン。補助金を考慮すると約205万円の車両価格としています。また、新設された「X]グレードは明るくなった新型LEDヘッドライトを装備しています。
10.5kWhの総電力量となる「M」グレードは、シートヒーターを座面だけでなく背面まで拡大。また、全車が急速充電対応になっています。こちらは補助金を考慮した価格が約172万円ということです。
そのほか、ヘッドレスト大型化、カーテンエアバッグの標準装備など安全面での進化を遂げています。
メーカー希望小売価格は、Xが2,901,150円(補助金最大85万円)、Mが2,459,100円(同74万円)となっています。
ミニキャブMiEVバンについては、運転席のシートヒーターを座面だけでなく、背面まで拡大したほか、助手席シートヒーターもオプション設定しています。こちらの補助金(最大61万円/85万円)を考慮した車両価格は約156万円~。なお、メーカー希望小売価格は2,165,100円~2,598,750円となっています。
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(山本晋也)