斬新なスタイルを纏った新型レクサスISは、3種類のパワーユニットと3つの仕様が用意されています。またインテリアやボディカラーも多彩な組合せが可能で、パワーや燃費性能、更には感性・センス面において、際立った個性を演出することができます。そこでここでは、パワーユニットと仕様を中心に、ISの魅力について見ていきたいと思います。
■特徴:3ユニットと3仕様の組合せで、パワーと燃費の個性際立つ!
新型ISは、V6エンジンではIS250の「2.5L+6AT」とIS350の「3.5L+8AT」を搭載。円熟のV6と高剛性ボディがもたらす上質でスポーティなドライビングは、誰もが納得の仕上がりとなっています。ただ標準的な燃費水準に留まるのは残念なところ。そこで新設されたのがIS300hの「直4・2.5L+ハイブリッド」で、燃費ではなんとIS250の2倍にあたる23.2km/Lを達成。しかも3L相当のパワーが楽しめるのですから、日本の公道では文句なしの出来栄えだと思います。
■使い勝手:インテリアは多彩でセンス抜群、後席居住性も大幅改善
レクサスの「おもてなしの精神」は、新型ISでもぶれることはありません。運転席に座ると、水平基調で高級感溢れるインパネが出迎えてくれます。特にFスポーツ仕様ではLFA譲りの単眼メーターを採用、これ、カッコ良すぎです。インテリアでは、木目パネル5種と内装色5種の様々な組合せが設定されており、仕様に応じて選ぶことができます。また世界中で不評だった後席居住性も、新型ISではホイールベースを延伸して大幅に改善。大人4人の長距離旅行でも、ファンで快適なドライブを約束してくれます。
■バイヤーズガイド:パワーで選ぶも、センスで選ぶも、燃費で選ぶもヨシ!
新型レクサスISは、250(FR/4WD)、300h、350の3種のパワーグレードから、それぞれ標準・バージョンL・Fスポーツの3仕様が選べます。パワーグレードでは、円熟した滑らかさの250、先進技術と燃費が魅力の300h、大排気量パワーの余裕溢れる350。仕様では、標準でも充分な装備ですが、好みのインテリアを選ぶならラグジュアリーなバージョンL、走りにこだわるなら単眼メーターや電子制御スポーツサスが備わるFスポーツ仕様がオススメ。価格帯は420〜595万円になります。
国内発売間もない新型レクサスISですが、ハイブリッドを中心に販売も好調との事。アベノミクス効果で、プレミアムカー市場も活性化しているのでしょう。「パワー・センス・燃費」の組合せから選択できるのも大きな魅力。10色のボディカラーに多彩なインテリアを合わせて、センスアップした新型ISの走りを満喫して頂きたいと思います。
(拓波幸としひろ)