新しいCR-Zには、ブルーエナジー社のリチウムイオン電池が搭載されましたが、出力が約1.5倍になっただけでなく、発熱量を抑えられることでアシスト出力を引き出しやすくなったそうです。
たとえば、従来のニッケル水素ではサーキットを1周して戻ってくるとパワーセーブモードになってしまったのが、繰り返しモーターアシストを引き出せるようになったのもメリット。
加速の繰り返し回数というホンダの測定値では、従来のニッケル水素電池の4回から倍以上の9回と進化しています。気になるのがリチウムイオン電池化による重量増ですが、偶然にも同じ20.2kgで、荷室容量も同じ214L(VDA)を確保しています。
速くなっても実用性も同等なら買い替えも含めて、食指が動く人もいるのではないでしょうか?
(塚田勝弘)