マイナーチェンジしたエクシーガのバリエーション表を見て、以前とのちょっとした変化に気がつきました。なんと、アレが消えちゃているんです。
アレとは、FFモデルのこと。
スバルはAWD(4輪駆動)を商品作りのこだわりのひとつで、2.0Lエンジン以上のモデルには基本的にFFをラインナップしていませんでした。でも、例外的にFFが用意されていた1台が従来のエクシーガだったんですよね(もう1台、インプレッサにもFFがあります)。
ところが、エクシーガはマイナーチェンジを境にFFモデルが姿を消してしまったんです。
富士重工業広報部によると、
「グランドツーリング7シーターとしての性能を求めると、やはりAWDの走行安定性は有利です。従来は幅広いユーザーに向けた商品展開のひとつとしてFFも用意していましたが、今回のマイナーチェンジではグランドツーリングカーとしてのキャラクターをより際立たせるためにAWDだけのラインナップとしました」とのこと。
スバルの個性を考えると、その選択は決して間違っていないと思います。みなさんはどう判断しますか?
(工藤貴宏)