スバル レガシィは2.5LのNAでも元気に走ります

マイナーチェンジを果たしたレガシィシリーズの注目は直噴ターボエンジンの「DIT」ですが、5月27日現在のデータによると「DIT」の比率は22%で、「2.5GT EyeSight」を含めてターボの比率は32%、やはり2.5Lエンジンが一番人気になっています。

アウトバックももちろん、コの字型のヘッドライトのモチーフを中心に、キリッとした力強いフロントマスクに生まれ変わっています

「DIT」の試乗に続いて2.5LのNAエンジン「FB25」にも乗りました。FBエンジンはフォレスターでも体験していましたが、低速トルクが分厚く、発進時からはもちろん、パーシャル域からの加速でももたつく印象はありません。試乗ステージの裾野の山でも1.5tを超えるレガシィ・アウトバックを軽快に走らせてくれます。

フル乗車時や急勾配などでモアパワーを感じてもステアリングに移動した「SI-DRIVE」のスイッチで「S」モードに入れてあげればOK。

エコドライブをしたいときは「I」モードにして、メーターに配置されたグリーンのインジケーターで燃費をなんとなくですが確認できます

グレード選びはやはり「アイサイト2」の有無がポイントになりそうですが、少なくてもエンジンは2.5リッターNAでも実用上何ら不足なく走ってくれます。確かに、「DIT」の魅力も捨てがたいですが、ロングツーリングの相棒としての資格は2.5リッターNAでも十分に満たしています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる