国民車といえるプリウス、長蛇の列ができているアクアなどのハイブリッドが多勢で、新車なのにアイドリングストップが付いていないと「何で付いてないの?」という質問がプレス向け試乗会でも出るくらい、ハイブリッド車とアイドリングストップ搭載車はすっかり定番になりました。
そこでパナソニックがアフターマーケット用として投入したのが、BlueBatteryシリーズ「caos」のアイドリングストップ車/ハイブリッド車補機用バッテリー。
最近はアイドリングストップが可動する時間の早さ(冷間後)も再始動性も格段に向上し、バッテリーへの負荷が大きいのは容易に想像できます。導入が早かったマツダは、ビアンテなどにアイドリングストップ用バッテリーを専用に搭載していましたが、積載スペースに制約がある場合が多く、容量の大きなタイプを積載するのが主流になっています。
アイドリングストップ中はエアコンが送風になるモデルが多いですが、エアコンのファンなどの電力はバッテリーに頼っており、とくに夏場などは充電不足になりがち。もちろん、エンジンのオン/オフに耐えるには高い耐久性も要求されますから、短時間で多くの充電が可能な「充電受入性能」と「耐久性」を実現しているのがポイントです。
パナソニックからのリリースですので、対応車種はアイドリングストップ車がトヨタやダイハツが中心で、レガシィやインプレッサにも適合しています。ハイブリッド車はプリウスやアクア、アルファード、SAI、クラウンなどトヨタ車のみの適合です。
最近、始動性など愛車のバッテリーが弱ってきたなと感じている方は検討の価値があるはずです。
■アイドリングストップ車用・ハイブリッド車補機用バッテリーエコカー専用バッテリーを市販市場向けに新発売(パナソニック)
http://panasonic.co.jp/news/topics/2012/100046.html
■ブルーバッテリー caos (製品情報は7月1日以降掲載)
http://panasonic.jp/car/battery/caos/
(塚田勝弘)