2019年秋モデルのSDカーナビ「ストラーダ」スタンダードモデル4機種が登場

●ルート設定やBLUETOOTHオーディオなどの操作性を向上させ、高画質化を実現

以前お伝えしたように、2019年秋の「ストラーダ」モデルは、大画面の10型ナビが目玉で装着車種はじつに400を数えます。同じく2019年秋モデルとして、SDカーナビステーション「ストラーダ」スタンダードモデル4機種が11月上旬に発売されます。

ストラーダ「スタンダードモデル」
2019年秋の7インチスタンダードモデルとして投入された「CN-RA06WD」

同シリーズは、普及価格帯のスタンダードモデル。最近の市販カーナビ市場は、7.5万円以下が最大のボリュームゾーンになっていて、今回発売される「ストラーダ」のスタンダードモデル4機種もこちらに該当します。

2019年秋モデルは、手が届きやすい価格ながらも、VICS WIDE対応の渋滞回避機能、BLUETOOTHオーディオ、8倍速CD録音など、ユーザーニーズの高いナビ・AV機能が充実した7V型AV一体型カーナビ。

ストラーダ「スタンダードモデル」
180mmコンソール用の「CN-RE06D」

機能面では、ルート設定やBLUETOOTHオーディオなど、使用頻度の高い基本操作性が改善されています。使い勝手の面では、有料道路/道幅/渋滞回避などの優先度を設定できる「ルートチューン」、地図のアイコンの選択や文字サイズを設定できる「マップチューン」をはじめ、ガイダンスや渋滞情報表示、オーディオ機能を細かく設定することが可能な「ストラーダチューン」を搭載。

さらに、右にナビ操作系、左にオーディオ操作系を配置されたユーザーインターフェイスは、直感的な操作が可能で、指の動きに瞬時に反応し、スマートフォンのようなスムーズな操作性でストレスなくスクロールできます。ほかにも、最新のスポット情報をスマートフォンで検索し、情報をカーナビに転送の上、ルート探索ができる「NaviCon」にも対応。

ストラーダ「スタンダードモデル」
2019年秋モデルになり、高画質化が図られたストラーダのスタンダードモデル

また、高画質化も盛り込まれています。従来比で輝度を1.3倍、コントラストを1.5倍に高めてモニターの視認性を向上させることで、映像や地図がより見やすくなったのも朗報。さらに交通事故防止対策のカラー舗装や、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け変更された標識情報までリアルに反映させた新地図の収録により、見やすく、分かりやすく案内してくれます。
また、ニーズが高まっている安心・安全なドライブに対応すべく、前後2カメラドライブレコーダー(CA-DR03TD/別売)と連携することで、走行中やバック時にカーナビ画面で後方の映像を確認できるなど、あおり運転の不安にも対応しています。

すでに搭載されていた高速道路の逆走検知機能も充実化。サービスエリアやパーキングエリアから出発する際に、音声と画面表示で注意喚起し、万一、逆走すると検知して直ちに音声と画面表示で警告します。新たに都市高速に対応すると共に、サービスエリア、パーキングエリア入口部など、逆走の起こりやすい場所に対応し、逆走検知か所が増加されています。

ストラーダ「スタンダードモデル」
一時停止の表示や逆走検知機能などの安心・安全機能も充実している

価格はオープンプライスで、市場想定価格は200mmワイドコンソール用の「CN-RA06WD」と180mmコンソール用の「CN-RA06D」が8万円前後(税別)、200mmワイドコンソール用の「CN-RE06WD」と180mmコンソール用の「CN-RE06D」が7万円前後(税別)。なお、カー用品販売店向け「RA」系、特定販路向け「RE」系は、販路が異なるだけでスペックは同一です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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