今夏に北米で発売される日産の主力モデル「アルティマ」。そのサスペンションにZFの最新テクノロジーが採用されることが明らかになりました。
ZFが発表したところによると、これは『プリロード・バルブ』と呼ばれるもので、ダンパーの減衰力を発生させるバルブに関する 最新テクノロジーということです。アルティマのサスペンションには一般的なツインチューブ・ダンパーが採用されているということですが、この新しいバルブはより高価なモノチューブ・ダンパー譲りの技術と表現されています。
その目的はダンパーとしての基本性能はそのままに、ノイズや振動の発生を抑えること。ZFの第4世代バルブ技術となる『プリロード・バルブ』は、とくにピストン形状によってノイズの発生を抑えるということで、静かで滑らかな乗り心地に一役買っているとZFはアピールしています。
■2013 Nissan Altima With New Damper Generation By ZF(ZF Friedrichshafen AG)
http://www.zf.com/corporate/en/press/press_releases/products_press/products_detail.jsp?newsId=21916136
(山本晋也)