実はこのパオ、ケダモノなんです!【名古屋エキサイティングカーショーダウン2011】

一時期流行った「パイクカー」、40代には懐かしいですね。その中でも当時人気があったのがこの「日産パオ」。マーチをベースとしたクラシカルなスタイルで、昭和の華やかだったころを風靡しました。

さて、このチャーミングなパオですが、エンジンルームを覗くとなんとスポーツエンジンの「SR20」が!しかもきちんと縦置きに換装されています。このクルマはFFのハズなんですが、車内にセンタートンネルがあることからするとFRに改造してますね。すごいを通り越してバカですわ~(笑)

パオに無理やりSRをブチ込んで制作したのかと思いきやシルビアのシャシーを含む基本コンポーネントをパオのホイールベースに合わせて短くして、そこにパオのボディを載せたとのことでした。まさに職人技なんですよね。クルマのコンセプトといい、仕上げといい素晴らしい出来栄えです。車体も軽そうですし、足まわりもシャンとしていそうですので、「ピンクのパオ」を見たらすぐさま車線を譲ったほうが賢明かも。チャーミングな外見ですが、踏んだらメチャ速いと思いますよ!

(テングダンディ)