フォルクスワーゲングループが250万ユーロ(2.8億円)の義援金。さて日本の自動車メーカーは?

アウディとフォルクスワーゲンは各100万ユーロ、ポルシェは50万ユーロ、合計250万ユーロ(2.8億円)の義援金を提供。また フォルクスワーゲングループ各社の従業員組合による寄付活動を展開するそうです。本当にありがたいことですね。
翻って、日本の自動車メーカーはいかがでしょうか?
会社名     金額  救援物資
トヨタ自動車 3億
ホンダ 自動車 3億 発電機1千台・発電機のカセットガスボンベ 5千本 発電機の操作説明の要員の派遣
スズキ 3000万
ダイハツ工業 3000万
日産自動車 3000万 災害支援車両として電気自動車『LEAF(リーフ)』を貸与
マツダ 3000万
三菱自動車工業 3000万 災害支援車両として、電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』、四輪駆動ピックアップトラック『トライトン』を無償貸与
いすゞ自動車 5000万
日野自動車 1億
UDトラックス 1億
三菱ふそう
富士重工業(スバル)
トヨタ紡織 7000万
トヨタ自動車、ホンダとも3億円、さすがです。日本の製造業の17%を占める自動車産業の影響はデカイですもん。リーディングカンパニーとしての道義的な責任も全うするってことですよね。エライ!
しかーし、それに比べますと日産の3千万円というのは会社規模からしてもちょっと少ないのでは?とおもうのですが……
ニュースでもすでに伝わっていますが、日産は「茨城県日立港にて米国向けに出荷を予定していた車両約1,300台および、宮城県多賀城市の宮城サービスセンターに保管していた新車約1,000台が津波により被害を受けた」。そうですので、これだけでも相当深刻な損害の当事者でもあり、一概に「日産ちょっと少ねえんじゃねぇ?」とは言えないのではないかと思います。まぁ、日産、三菱、スズキ、ダイハツが横並びの金額なのが少し気になりますけどね。
 
(テングダンディ)