4月23日より開幕している北京モーターショー12(Auto China 12)で、ランボルギーニはティザーサイトで予告していたSUVを初公開しました。
名称はランボルギーニ・ウルス(URUS)。
絶滅した野牛に由来するその名称の通り、600馬力を誇るエンジンにSUVとしては低く構えた車高で、車高やアプローチアングルを広げるハイトアジャスタブルフロントスポイラーを装備。
ラフロードでもオンロードでも走行性能は高くまさに道を選ばず突進する野牛。
ボディサイズは全高を除き、カイエンより一回り大きくなっています。
インテリアはSUVでありながらバケットシートを備え、オンロードでの走行性能の高さもうかがえます。
先日のジュネーブモーターショーではベントレーがSUVのコンセプトモデルを公開したばかりで、プレミアムSUV市場にまた一台、新たな刺客が登場します。
ランボルギーニは以前、LM002と呼ばれるV12を搭載した今でいうSUVを93年まで発売しており、SUV市場への復活は実に20年ぶり。
恐らく真向ライバルとなるのはポルシェカイエンですが、確固たるプレミアムスポーツSUVの地位を築いているポルシェカイエンの牙城をSUV市場の先輩にあたるランボルギーニは崩すことが出来るのでしょうか?
(井元 貴幸)