■フロントオーバーハングが短く、非常に小さいボンネットを装備
キャデラックの主任デザイナーが、新型の小型EVクーペクロスオーバーと見られるスケッチを公開しました。
現在北米では予想を上回るEV需要があるようで、キャデラックは2030年までに電気自動車のみを販売するブランドになることを目指しています。
GM公式のインスタグラム「ゼネラルモーターズデザインページ」に公開されたスケッチは、キャデラックのリードクリエイティブデザイナーを務めているZhou Feng氏によって描かれました。
このモデルは、おそらくブランドのエントリーモデルとなるクーペクロスオーバーで、既存の「Lyriq」(リリック)に変わる手頃な電動モデルとして機能すると考えられます。
レンダリングは1枚だけ作成されており、後部4分の3の角度が示されています。前面は見えませんが、車両のフロントオーバーハングが短く、非常に小さいボンネットと、かなり前方に伸びたフロントガラスを備えているように見え、室内空間を最大限に確保していることがわかります。
側面では、信じられないほど薄いウイングミラーを装備、大きなシルバーとブラックのホイールのセットの上には、黒いフェンダーフレアもあります。
また、非常にスポーティなシルエットをしており、コンパクトなサイドウインドウと、デッキリッドまで伸びて目を引く太いCピラーも見てとれます。リアエンドには、薄型LEDテールライトと、バンパーに垂直に伸びる特徴的なLEDライトも確認できます。
この新型モデルがいつ市場に投入されるかは不明ですが、次世代EVとして大きな役割を果たすと見られます。