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■「296チャレンジ」にインスパイアされたデザインが有力に
フェラーリが現在開発中の次世代電動スーパーカー「F250」の最終デザインがみえてきました。
社内コード「F250」と呼ばれる新型モデルは「ラ・フェラーリ」後継モデルと伝えられており、V12と決別し、F1とル・マンレーサーの技術を使用したV6ハイブリッドパワートレインを搭載すると予想されています。
フェラーリのフラッグシップモデルは、「F288 GTO」「F40」「F50」「エンツォ」「ラ・フェラーリ」と継承されてきましたが、ラ・フェラーリは正式デビューから10周年を迎えるため、後継モデルが登場する時期を迎えています。
KOLESA RUから提供された予想CGは「296チャレンジ」にインスパイアされていますが、バンパー中央の開口部は狭く、ボンネットのエアダクトは非常にコンパクトに設計されています。
側面では、リアクォーターウインドウ側に追加のエアインテークを配置、冷却効果が高められます。後部では、ハイマウントのデュアルエキゾーストパイプは同じ位置ですが、可変式リアウイングを装着し、コーナーアウトレットが拡大されています。
プロトタイプのボディサイドからは、ラ・フェラーリやフォード「GT40」のように、ドアの切れ込みがルーフまで伸びていることが見えており、予想CGでも跳ね上げ式ドアが採用されています。
現段階で予想されるパワートレインは、同社のF1とル・マンのテクノロジーを活用したハイブリッドV6です。おそらく、フロントアクスルに少なくとも1つ、おそらくは2つの電気モーターから電力を引き出すとともに、リアアクスルで追加のハイブリッドサポートを備えた、全輪駆動セットアップが登場すると予想されます。
F250の登場は2024年内と思われ限定600台と予想されています。その後200台のアペルタ、またはスパイダー、サーキット専用モデルなどのバリエーションが登場する可能性もあるといいます。
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