いすゞが次世代EVピックアップトラックを開発中。タイで生産し欧州に導入へ

■先ずは欧州市場から発売、その後ニーズに合わせて段階的に展開

いすゞは現在、次世代ピックアップを開発中であることを発表、タイで生産することがわかりました。

いすゞ D-Max改良型 スケッチ
いすゞ D-Max改良型 スケッチ

この新型モデルは「D-Max」をベースに開発しているとみられ、2025年の導入を目指しているようです。

いすゞ D-Max改良型 スケッチ
いすゞ D-Max改良型 スケッチ

同ブランドの社長兼最高執行責任者(COO)の南伸介氏は、タイ・バンコクでのD-Max改良型発表イベントにて、

「いすゞは、カーボンニュートラル社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。
いすゞは今後、タイでBEV(バッテリー電気自動車)ピックアップトラックを生産する計画です。まず欧州で導入し、タイを含む各市場のニーズに合わせて段階的に展開を検討していきます。」

と語っていました。

詳細は明かされていませんが、バッテリー式フルエレクトリック仕様が濃厚のようで、乗用車として、いすゞ初の量産EVとなります。

いすゞは今年3月、初の商用EVトラック「エルフ」を投入、コンパクトな20kWhバッテリーパックを開発して搭載しました。おそらく次世代ピックアップトラックにも、このEVシステムが流用される可能性があると思われます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる