■先ずは欧州市場から発売、その後ニーズに合わせて段階的に展開
いすゞは現在、次世代ピックアップを開発中であることを発表、タイで生産することがわかりました。
この新型モデルは「D-Max」をベースに開発しているとみられ、2025年の導入を目指しているようです。
同ブランドの社長兼最高執行責任者(COO)の南伸介氏は、タイ・バンコクでのD-Max改良型発表イベントにて、
「いすゞは、カーボンニュートラル社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。
いすゞは今後、タイでBEV(バッテリー電気自動車)ピックアップトラックを生産する計画です。まず欧州で導入し、タイを含む各市場のニーズに合わせて段階的に展開を検討していきます。」
と語っていました。
詳細は明かされていませんが、バッテリー式フルエレクトリック仕様が濃厚のようで、乗用車として、いすゞ初の量産EVとなります。
いすゞは今年3月、初の商用EVトラック「エルフ」を投入、コンパクトな20kWhバッテリーパックを開発して搭載しました。おそらく次世代ピックアップトラックにも、このEVシステムが流用される可能性があると思われます。