■セパレートタイプ2モデル、コアキシャルタイプ4モデルを設定
JVCケンウッドは、「KENWOOD」ブランドの市販向けカスタムフィット・スピーカーのエントリーモデル「RSシリーズ」の新商品を発表しました。
セパレートタイプが2モデル、コアキシャルタイプが4モデルの計6モデルが2023年10月中旬に発売されます。
エントリーモデルの「RSシリーズ」は、鮮やかなサウンドが楽しめるとともに、ハイレゾ音源に対応するセパレートタイプに加えて、さまざまな車種にフィットするコアキシャルタイプを設定。
新たな「RSシリーズ」は、全6モデルがハイレゾ音源に対応。セパレートタイプの2モデルは、ツィーター振動板とディフューザーが新設計され、鮮明でワイドレンジなサウンドが楽しめます。
コアキシャルタイプの4モデルは、新設計の「2段階Rツィーター振動板」が採用され、ハイレゾ帯域のハイパフォーマンスにより鮮明なサウンドを享受できるとしています。
セパレートタイプは、コアキシャルタイプからステップアップして、ワイドレンジなハイレゾサウンドを楽しみたいユーザーに向けてリリースされます。コアキシャルタイプは、純正スピーカーを交換してキャビンの音場を向上させたいエントリー層のユーザーに向けて提案されます。
セパレートタイプの「KFC-RS175S」と「KFC-RS165S」は、ツィーター振動板の高さを低くする新設計により、内包空気量を低減させ、制動性が向上しています。
ツィーターのディフューザーにスリットが配置され、リング形状に改良された新設計を採用。ボーカル帯域とハイレゾ帯域の音が干渉することなく、ワイドレンジな再生が可能です。
さらに、ウーファー中央部に、独自設計のコンケーヴ型キャップが採用され、ダイヤモンドアレイパターンが施されたウーファー振動板と合わせることで、スピード感ある豊かな低音と鮮やかに伸びる高音域が楽しめるそう。
コアキシャルタイプの「KFC-RS175」「KFC-RS165」「KFC-RS125」「KFC-RS105」は、先述したように、新設計の「2段階Rツィーター振動板」の採用によってハイレゾ帯域周辺のパフォーマンスを向上。さらに、ディフューザーに独自のウェーブ形状が設けられ、音の広がり感が高まっています。
加えて、厚みのあるボーカルを実現するため、ボーカルの存在感に影響する周波数帯域周辺のパフォーマンスも向上されています。
ツィーターとウーファーのスムーズな音のつながりを実現するべく、ネットワークを調整することで、互いの音が重なる領域を最適化。低域から高域まで自然につながるクリアなサウンドが提供されます。
●オープン価格:市場想定価格
17cmセパレート・カスタムフィット・スピーカー「KFC-RS175S」:1万8700円前後
16cmセパレート・カスタムフィット・スピーカー「KFC-RS165S」:1万7700円前後
17cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS175」:9500円前後
16cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS165」:8800円前後
12cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS125」:9500円前後
10cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS105」:8200円前後
(塚田 勝弘)