ビクタースタジオとチューニングしたハイエンドスピーカー「ケンウッド・XSシリーズ」が発売

■「アーティストが伝えたい音を車内空間に届ける」をコンセプトに掲げる

「KENWOOD」ブランドの市販向けカスタムフィット・スピーカーのハイエンドモデル「XSシリーズ」の新商品が、2023年10月中旬から発売されます。3Wayセパレートタイプの「KFC-XS175S」と「KFC-XS165S」の2モデルです。

3Wayセパレートタイプの「KFC-XS175S」「KFC-XS165S」を発売
3Wayセパレートタイプの「KFC-XS175S」「KFC-XS165S」を発売

両モデルは「アーティストが伝えたい音を車内空間に届ける」というコンセプトを掲げ、国内最高峰クラスの設備や技術を誇る「ビクタースタジオ」と共同でチューニングが行われた「XSシリーズ」の第2弾です。

3Wayセパレートタイプの「KFC-XS175S」
3Wayセパレートタイプの「KFC-XS175S」

その証として「Tuned by VICTOR STUDIO」が冠され、JVCケンウッドのカースピーカーのハイエンドモデルとして、高品位なハイレゾ音源再生を実現してます。

ツィーターとウーファーの振動板とディフューザーにおいて、スタジオエンジニアの細かい音質調整が反映された新設計が採用され、高解像サウンドをさらに進化。キャビンで、より臨場感のあるサウンドを享受できます。

16cm3Wayセパレートカスタムフィット・スピーカーの「KFC-XS165S」
16cm3Wayセパレートカスタムフィット・スピーカーの「KFC-XS165S」

さらに、単品でも発売される「2Wayツィーター」には、振動板の素材から見直された「新25mmソフトドームツィーター」を採用。

高解像度でありながら、ワイドレンジで豊かなハイレゾ音源の再生が可能。ウーファーの振動板を硬く調整するこで、中低域に厚みと明瞭感のあるサウンドを実現するというグラスファイバー振動板が採用されています。ディフューザーは、中央のくぼみ形状が変更され、スピン加工面積を増加させることで臨場感を向上。

また、コイルの電磁誘導で発生する磁気変調歪みをアルミショートリングで打ち消すことで、よりクリアな音を実現。高剛性アルミ素材を使った「アルミダイキャストウーファーフレーム」により不要な余韻を抑え、歪みの少ない自然な音の再生を可能にしています。

エッジ部分に径の異なる2つのカーブを組み合わせて振幅リニアリティーを向上。音の響きに合わせて振動板の動きを忠実に再現。真四角の断面を持つ線材を2層に巻くことで、ボイスコイルの磁束密度を高密度化。これにより、高い駆動能力でパワフルなサウンド再生を実現します。

ほかにも、ツィーターに最適なハイパスフィルターに電気損失が限りなくゼロに近い「高音質フィルムコンデンサー」の搭載により、艶やかで臨場感あふれる音質も得られます。

なお、新たな「XSシリーズ」用に開発された新設計の「2Wayツィーター」は単品でも発売されます。

●オープン価格:市場想定価格
17cm3Wayセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-XS175S」:3万9700円前後
16cm3Wayセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-XS165S」:3万9700円前後
2Wayツィーター「KFC-ST1005」:1万8700円前後

(塚田 勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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