快適なクルージングと高い操縦安定性、静粛性をもたらすトーヨータイヤの「PROXES Comfort Ⅱs」が発売へ

■独自のタイヤ基板技術の「T-MODE」、材料設計基盤技術の「Nano Balance Technology」を採用

ハイパフォーマンスタイヤとして、海外でも高い評価を得ているTOYO TIRES（トーヨータイヤ）の「PROXES（プロクセス）」シリーズに、プレミアムコンフォートタイヤ「PROXES Comfort Ⅱs（プロクセス コンフォートツーエス）」が加わります。2023年3月から順次発売されます。

発売サイズは全39サイズで、価格はオープン。

今回、発売される「PROXES Comfort Ⅱs」は、快適な走りが追求され、ロングクルーズも疲れ知らずに楽にできるそう。同時に、現在求められる環境性能も進化させたプレミアムコンフォートタイヤになります。

タイヤの性能を左右するパターン設計は、トーヨータイヤ独自のタイヤ設計基盤技術である「T-MODE（ティーモード）」を活用。

トレッドパターン内で機能を分担させる非対称パターンが目を惹きます。タイヤの内側と外側で最適なパターン設計が施され、タイヤパターンにより発生するノイズの騒音エネルギーを従来品の「PROXES C1S」比で22％低減させたとしています。快適な車内空間を左右する、静粛性の高さに寄与しています。

また、トレッド部に配置されたブロックの剛性を高めることで、ハンドリングとスタビリティも向上。レーンチェンジの時などにおけるふらつきを抑え、上質な乗り心地と操縦安定性の両立も図ることができます。

材料では、同社の材料設計基盤技術である「Nano Balance Technology（ナノバランステクノロジー）」を使い、低燃費コンパウンドの開発が推進されたそう。新シリカ分散剤が採用され、転がり抵抗の低減、ウェット性能、耐摩耗性能の向上に効果を発揮するシリカがより均一に分散されています。

これらにより、タイヤに求められる多様な性能を高次元で最適化。

この新シリカ分散剤には、「持続可能なモビリティライフの実現」を掲げる同社の方針に従い、天然由来のサステナブル素材が使われています。

静かで良好な乗り心地が得られ、快適なクルージングが楽しめる「PROXES Comfort Ⅱs」。愛車の走りを変えてくれるトーヨータイヤの最上級シリーズに新たなコンフォート系タイヤが加わることになります。

（塚田 勝弘）