トヨタ86とスバルBRZが量産開始 ! 生産第1号車はBRZ !

3月16日11時半からスバル群馬製作所本工場(群馬県太田市)で、トヨタ自動車との共同開発車であるトヨタ86/スバルBRZの本格量産に向けたラインオフ式が開催されました。式典には豊田章男社長も出席。

[youtube width=”560″ height=”335″]http://www.youtube.com/watch?v=zzYhFw81lEo

富士重工の吉永泰之社長は「両モデル合わせて年間10万台の生産を目指す」との生産計画を明らかにしたそうです。来賓挨拶をした豊田章男社長は「両社の開発ノウハウと最先端の技術がなければ実現しなかったスポーツ車」とコメント。

トヨタ86は約1カ月間で月間販売目標の7倍に当たる7千台を受注する勢いで、BRZも月間販売目標の5倍を超える約2500台を受注した模様。両車共に今後海外展開を予定しているとのこと。

スバル BRZの発売日は3月28日、トヨタ 86の発売日は4月6日となっていますが、トヨタの発表によると86の現在の納期は既に以下となっているようです。

G、RCグレード:5月以降の工場出荷予定
GT、GT“Limited”:9月以降の工場出荷予定

ちなみに注目の生産第1号車は冒頭の動画のとおり、「スバル BRZ」でした。

久しぶりに復活した日本のスポーツカーの出足はまずは順調といったところでしょうか。今後の動向が注目されます。

Avanti Yasunori

【画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/?p=124072
【トヨタ86・スバルBRZ関連リンク】トヨタ86・スバルBRZまとめ

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる