急な雪でも慌てない!ヨコハマタイヤからバン用オールシーズンタイヤ「BluEarth-Van All Season RY61」発売

■雪上性能とウェット性能を高次元で両立し、高い耐久性と耐摩耗性を確保

横浜ゴムは、バン用オールシーズンタイヤ「BluEarth-Van All Season RY61」を2022年11月下旬から順次発売します。発売サイズは、195/80R15 107/105N、155/80R14 88/86N、145/80R12 80/78Nの3サイズ。

オールシーズンタイヤはドライ、ウェット路面から雪上路面まで、まさにオールシーズンを通じて多様な路面状況に対応でき、急な降雪でも走行できます。

ヨコハマタイヤ BluEarth-Van All Season RY61
横浜ゴムから「BluEarth-Van All Season RY61」が発売

さらに、シーズンごとのタイヤ交換が不要で、使っていないタイヤの保管場所も不要になるなどから、年々注目度が高まっています。

なお、同社では、深雪や凍結した路面ではスタッドレスタイヤの装着を推奨しています。非降雪地域での急な積雪に対応するのが、オールシーズンタイヤになります。

欧州で好評を得ているというバン用オールシーズンタイヤ「BluEarth-Van All Season RY61」は、雪上性能とウェット性能を高次元で両立しているのが強みです。優れた耐久性、耐摩耗性能も確保されているそう。

サイドウォールには国際基準で定められた、シビアなスノータイヤの条件に適合した証である「スノーフレークマーク」が打刻されています。「スノーフレークマーク」は、欧州において冬用タイヤとして認証されたマーク。これにより、高速道路の冬用タイヤ規制時でも走行可能になります。

ヨコハマタイヤ BluEarth-Van All Season RY61
「スノーフレークマーク」

なお、チェーン規制の場合は、スタッドレスタイヤを含めてどんなタイヤであってもチェーン装着が必要です。

「BluEarth-Van All Season RY61」のトレッドパターンには、雪上性能に効くセンター部のジグザグ形状のグルーブ、排水性を高める2本のストレートグルーブが組み合わされた「トリプルWDグルーブ」が採用されています。

加えて、ショルダー部に雪上でのエッジ効果を発揮する「スノーバイティングサイプ」が配されています。

また、センターとショルダー部に配置された大型ブロックが広い接地面積を確保し、ハンドリング性能と耐摩耗性能、偏摩耗の抑制に貢献。コンパウンドでは、3種類の異なるポリマーが配合され、耐摩耗性能や耐久性を向上させています。サイドウォールには、ひび割れを防ぐ新デザインの「アンチ・クラック セレーション」が施されています。

ヨコハマタイヤ BluEarth-Van All Season RY61
「BluEarth-Van All Season RY61」の発売サイズ

横浜ゴムは、日本向けオールシーズンタイヤとして乗用車用の「BluEarth-4S AW21」、SUV向けのオールテレーンタイヤ「GEOLANDAR A/T G015」をラインナップ。

今回のバン用タイヤの追加により、春から冬までを通じて使用できる消費財オールシーズンタイヤの品揃えが揃ったことになります。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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