■「M8」謎のプロトタイプがその正体だった可能性も
BMWが開発中と噂される次世代ミッドシップスーパーカーを大予想しました。
昨年、ハードコアスポーツカー「M8」のプロトタイプを何度か捉えましたが、その正体は依然として不明です。当時の情報としては「M8 CSL」や、次世代ミッドシップスーパーカーのテストミュールと噂されていました。
ライバルの多くは、過去数十年にわたりミッドシップスーパーカーを開発してきましたが、BMWは長い間その市場には参入しておらず、電動クーペ「i8」もそのスペックからスーパーカーというよりスポーツカーの枠に収まっています。
インスタグラマー「Hycade」氏に協力を得た予想CGは、「M1」と名付けられたミッドシップで、「M8」をベースとして真のスーパーカーに仕上げています。
過去に存在したオリジナルM1は、1978年から1981年にかけて製造されたモデルで、BMWの最後のミッドシップ スーパーカーとなっています。BMWの熱狂的ファンは、 M1後継車を、BMWがいつの日かリリースすることを望んでいるようです。
M1予想CGでは、既存のBMWモデルと酷似していないものの、同ブランドであることは容易に識別できるほど親しみやすいデザインです。フロントエンドには、8シリーズと同様の形状をもつブラックキドニーグリルを装備、他のどのBMWモデルより滑らかでシャープなLEDヘッドライトが確認できます。
また大型のエアインテーク、エアスクープを備える美しい形状のボンネットを装備、側面ではドアに沿って走るシャープなキャラクターライン、スリムなサイドエアインテークも見てとれます。
後部は最も印象的で、エンジンカバーにはオリジナルM1と同様にルーバーを配置、シャープに光を放つLEDテールライトグラフィック、Mモデルの象徴クワッドエキゾーストパイプも備えています。
M1が発売されるなら、そのパワートレインは3.0リットル直列6気筒ターボエンジンに電気モーターを備え、最高出力は1,000ps以上が期待できるでしょう。
BWMはM1スーパーカーの発売に否定的ですが、M8は高性能車として限界があるとも語っており、ミッドシップスーパーカー市場への参入がありえないとは言えません。