■デュアルカメラブレーキサポートやACC、車線逸脱抑制機能を標準化
スズキは、2022年8月2日(火)、ワゴンR/ワゴンR スティングレー、福祉車両ウィズシリーズのワゴンR 昇降シート車の一部改良を実施しました。同時に、新たにワゴンR カスタムZ、ワゴンR カスタムZ 昇降シート車が設定され、同年8月30日(火)より発売されます。
今回の一部改良では、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートが全車に標準装備されたのをはじめ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)、車線逸脱抑制機能が一部グレードをのぞき標準化されるなど、先進安全装備が強化、充実化されています。
コネクテッドサービスの「スズキコネクト」に対応し、全方位モニター付ディスプレイオーディオも一部グレードをのぞきメーカーオプションで設定されています。
そのほか、オートエアコン、キーレスプッシュスタートシステム、運転席シートヒーターが全車に標準装備。
また、USB電源ソケット(Type-A/Type-C)も一部グレードをのぞき標準化されています。新設定されたワゴンR カスタムZは、エクステリアでは専用デザインとなるヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパーが備わり、精悍なデザインに仕立てられています。
インテリアはブラック基調で、インパネカラーパネルやフロントドアアームレストに専用のブラウンメタリックの加飾が施されるなど、クオリティアップが図られています。
また、「アップグレードパッケージ」やターボ仕様なども設定されています。ワゴンRでは、フロントグリル、フロントバンパーのデザインが変更されています。
ボディカラーは、ワゴンRに新色の「フォギーブルーパールメタリック」をはじめ、新設定された「テラコッタピンクメタリック」「ダスクブルーメタリック」などが用意され、全10色設定となっています。
さらに、ワゴンR スティングレー、ワゴンR カスタムZに「デニムブルーメタリック」が新設定され、ワゴンR スティングレーは全6色、ワゴンR カスタムZは全8色展開となっています。
なお、ワゴンR、ワゴンR スティングレー、ワゴンR カスタムZは、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当します。
●価格帯
「ワゴンR」:121万7700円〜150万9200円
「ワゴンRスティングレー」:168万8500円〜181万1700円
「ワゴンR カスタムZ」:147万4000円〜175万6700円
「福祉車両ウィズシリーズ」:143万8000円〜168万8000円
●主なオプション価格
「アップグレードパッケージ(ワゴンR カスタムZ HYBRID ZX)」:6万6000円
「全方位モニター用カメラパッケージ」:7万4800円
「全方位モニター用カメラパッケージ(ワゴンR HYBRID FX-S、ワゴンR カスタムZ、ワゴンR スティングレー)」:7万4800円
「全方位モニター付ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機(ワゴンR HYBRID FX-S、ワゴンR カスタムZ、ワゴンR スティングレー)」:14万800円
(塚田 勝弘)