トヨタ新型クラウン、確定デザインを大公開

■ツートンカラーにも注目

先日、トヨタ クラウン次期型の特許画像を入手し公開しましたが、その画像を元に予想CGを制作しました。

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トヨタ クラウン 次期型 予想CG

中国では、クーペ、ワゴン、ピックアップ、クロスオーバー、ミニバンにクラウンのネームプレートが使用されていた「クラウン」ですが、1955年以降はセダンとして発売されています。

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トヨタ クラウン 次期型 予想CG

パテント画像から起こしたCGは色付けされ、「ハイライディングクーペセダン」のボディシルエットがより鮮明にわかります。日本では馴染みが薄いですが、欧州ではシトロエン「C5X」、最近ではプジョー「408」、そして今後ポルシェ911やランボルギーニ「ウラカン ステラート」など流行の兆しを見せています。

さらに注目は、側面のトリムの樹脂製クラッディングパネルに加え、ボンネットとトランクリッドがボディと異なる色に分けられている点でしょう。

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トヨタ クラウン 次期型 特許画像

市販型では、これまでのFRから前輪駆動または全輪駆動のいずれかで構成できる、同社の「TNGA-K」プラットフォームを採用。ボディサイズは全長194.1インチ(4930mm)、全高60.6インチ(1540mm)とメルセデス・ベンツ「GLEクーペ」とほぼ同じ長さとなりそうです。

パワートレインは、3.5リットルV型6気筒のハイブリッドは消滅、CVTボックスに結合された2.5リットル直列4気筒ハイブリッドエンジンと、6速ATに結合された2.4リットル直列4気筒ターボエンジンが予想されています。

クラウン次期型のワールドプレミア時に「ハイライディングクーペセダン」が公開されると予想されますが、SUV派生モデルやEVモデルに関しての情報も明かされるかにも注目です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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