アウディから格好良すぎなEVサルーン「A6 e-tron」 発売へ。これが市販型デザインだ

■デュアルモーターにより最高出力476ps、0-100km/h加速4秒未満

アウディが現在開発中の次世代フルエレクトリック・セダン、「A6 e-tron」市販型の予想CGを入手しました。

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アウディ A6 e-tron 市販型予想CG

A6 e-tron は、2019年の上海モーターショーで初公開された「A6 e-tronコンセプト」の市販型で、今年後半にデビューすると予想されています。

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アウディ A6 e-tron 市販型プロトタイプ

お馴染みKOLESA.RUから協力を得た予想CGですが、コンセプトモデルと比較するとバンパーコーナーにコンパクトなエアインテークを備えています。

コンセプトモデルでは、ここの大きな黒い領域がみられました。またヘッドライトは流行の兆しをみせる上下二段のスプリットデザインを採用、よりシャープなグリル形状も見てとれるほか、バンパー下部にはセンサーが配置されています。

側面では、デジタルミラーから従来のサイドミラーへ変更、後部では、LEDテールライトを結ぶストリップライトが中央へ向かってスリムになり、同一幅だったコンセプトと違いが見てとれます。

さらにディフューザーはよりアグレッシブに進化しているようです。

市販型では、ポルシェと共同開発したPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)アーキテクチャを採用、両社はこのプラットフォームを使用して、Q6 e-tronをはじめ次世代の全電気式ポルシェ「マカン」など、さまざまな新車をサポートすると思われます。

コンセプト時のスペックは、デュアルモーターにより最高出力476ps・最大トルク800Nmを発揮、0-100km/h加速4秒未満で走り抜けるとしていましたが、市販型でも同レベルが期待できるでしょう。また急速充電に対応し、25分以内に80%の充電を完了します。

A6 e-tron市販型のワールドプレミアは、2023年初頭と予想されているほか、2024年には派生ワゴンとなる「A6 e-tronアバント」が登場予定となっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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