アキュラの次世代レーシングカー「ARX-06」ティザーイメージ公開。ル・マン24時間レースにも参戦?

■ル・マン24時間レースの最高峰「ハイパーカー」クラスへの参戦にも注目

ホンダが展開する高級ブランド「アキュラ」は、2023年からIMSAウェザーテックスポーツカー選手権のハイブリッドGTPカテゴリーに参戦する「ARX-06」のティザーイメージを初公開しました。

アキュラ ARX-06_001
アキュラ ARX-06 ティザーイメージ

ARXの車名は「Acura Racing Experimental」の略で、アキュラが設立してわずか5年後の1991年に初めて「ARX-01」として登場しました。

この最新モデルでは、その第6世代を意味する「06」が名付けられており、2023年の新規定「LMDh」を核とするトップカテゴリーGTPクラスへ参戦します。

アキュラ ARX-05
アキュラ ARX-05

ティザーイメージでは、背景と同じようなカモフラージュでディテールを隠していますが、フロントには開口部にフィードする巨大なスプリッターを装備、外側のフロントバンパーには巨大なカナードも確認できます。

アキュラのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターであるデイブ・マレック氏は、「アキュラARX-06のエクステリアデザインを作成する際に使用したプロセスは、新しいアキュラ乗用車を作成する方法とまったく同じです」と語り、「アキュラのプロダクションカーデザインを率いる同じ世界クラスのスタイリストが最初のスケッチを作成し、次にそれらをいくつかの潜在的なデザインに絞り込みました」と付け加えています。

さらには、「非常に重要なアキュラのスタイリングの手がかりを維持しながら、パフォーマンスの目標を達成する最終的な処理を思い付くまで、設計はテストと評価のプロセス全体を通して洗練され続け、それはエキサイティングなプロセスでした」と締めくくっています。

2023年にはハイブリッドシステムを搭載し、LMDh車両によるIMSA参戦を開始する予定ですが、ル・マン24時間レースの最高峰「ハイパーカー」クラスへの参戦が注目されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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