フェラーリが新V12エンジンを開発。搭載はあのSUVか?

■SNSには「ゲームを変える」とメッセージ

フェラーリは「ゲームを変える」というモデルに採用される、新開発のV型12気筒エンジンの開発を発表しました。

フェラーリ プロサングエ_007
フェラーリ プロサングエ 市販型プロトタイプ

同社公式Twitterで公開されたティザームービーには「Heart Of A Throughbred」(サラブレッドの心臓)というメッセージが使われています。

イタリア語で「Purosangue」(プロサングエ)は「サラブレッド」を意味することから、ほぼ確実に開発中のFUV「プロサングエ」を意味しているといっていいでしょう。

フェラーリ プロサングエ_006
フェラーリ プロサングエ 市販型プロトタイプ

公開された14秒の短いクリップでは、プロサングエ用である証拠はみられませんが、V12エンジンのクローズアップ、ブロックの上に目立つように白い太字で「Ferrari」の文字が確認できます。

これまで同モデルのパワートレインは、最高出力818ps・最大トルク740Nmを発揮する2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターを「296GTB」から流用することが予想されるほか、「SF90ストラダーレ」が搭載するV型8気筒ツインターボなどが噂されていました。

これらがラインアップされるかどうかは不明ですが、待望のV型12気筒が提供されることになりそうです。

「ゲームを変える」新型モデルのワールドプレミアは、最速で今夏と思われ、限定発売と予想されています。

APOLLO

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる