スズキ・ハスラーがアダプティブクルーズコントロール、車線逸脱抑制機能を標準装備化

■特別仕様車の「J STYLE II」を設定し、専用の「ウッディブラウン」2トーンを採用

スズキはSUVテイストが特徴の軽自動車ハスラーを一部改良するとともに、定番の特別仕様車である「J STYLE II」を設定し、2022年5月23日に発売します。

今回の一部改良では、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線逸脱抑制機能が全車に標準化されたほか、狭路でのすれ違い時の接触防止をサポートするすれ違い支援機能が設定されています(全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車に設定)。

スズキ ハスラー
ハスラー「 HYBRID X」のエクステリア

さらに、「HYBRID Gターボ」にLEDヘッドランプが追加されるなど、安全装備の充実化が盛り込まれています。また、「HYBRID X」「HYBRID Xターボ」には、USB電源ソケットと時間調整付フロント間欠ワイパーが装備され、利便性が向上。

スズキ ハリアー
「バーミリオンオレンジ」のインテリア

ボディカラーも新採用となるソフトベージュ2トーン仕様車に、「コーラルオレンジメタリック」が設定され、全13パターンから選択できます。

さらに、2トーン仕様車のバンパーガーニッシュがボディ同色からルーフ同色に変更されるなど、より個性的で、遊び心が詰まったエクステリアデザインをまとっています。

スズキ・ハスラー
特別仕様車の「J STYLEⅡ」

一部改良と同時に設定された特別仕様車の「J STYLE II」は、「HYBRID X」「HYBRID Xターボ」がベース。

専用メッキフロントグリルや「HUSTLER」のロゴエンブレム、チタニウムグレーのインパネカラーガーニッシュなどの専用装備が用意され、力強さと上質さを抱かせるエクステリア、インテリアが魅力となっています。また、スズキ初の「ナノイー X」がフルオートエアコンに搭載されるなど、充実装備も美点です。

「J STYLE II」のボディカラーには、専用の「ウッディブラウン」2トーンが採用されたほか、ソフトベージュ2トーン仕様車に「アーバンブラウンパールメタリック」が設定されるなど、全8パターンから選択できます。

スズキ・ハスラー
「J スタイルII」のレザー調&ファブリックシート表皮

なお、ハスラーは、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当します。

街乗りからアウトドアまで気軽に乗れるハスラー。アダプティブクルーズコントロールなどのドライバー支援システムも標準化され、最大の魅力である個性を磨き上げた特別仕様車も追加されるなど、商品力の向上が図られています。

●カタログモデル価格帯:138万7100円〜177万3200円

●特別仕様車「J STYLE II」価格帯:162万1400円〜183万3700円

●メーカーオプション価格
「全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車」:18万4800円(全車に設定)
「LEDヘッドランプ装着車」:5万5000円(HYBRID Gに設定)

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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