■フルエレクトリックモデルが有力、最高出力は500psオーバーに
アルファロメオは、ブランド初の電動モデルとなるコンパクト・クロスオーバーSUV「トナーレ」を発表しましたが、その頂点に君臨するハイパフォーマンスモデル「トナーレ クアドリフォリオ」が設定される可能性が高いことがわかりました。
トナーレは、2019年のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルを発表、以降多数のティザーキャンペーンを展開し、ついに量産型がデビューしました。
若い世代をターゲットにエクステリアに官能的なデザインを追求、パワートレインには、1.5リットルガソリンエンジンと48V電気モーターのハイブリッドと、プラグインハイブリッドが設定されています。
同社CEOジャン・フィリップ・アンパラト氏は、クリッカーのエージェントからの、クアドリフォリオに関する問い合わせに対し、2022年内に確定するだろうと語りました。
またグローバルプロダクトマネージャーのダニエル・ティアゴ・グッツァファメ氏は、オーストリアのメディア「Drive.com.au」に対し、トナーレにより速い派生モデルを設定することを除外せず、クアドリフォリオの見通しに関して質問された時、「ピュアガソリンエンジンと電化の両方の選択肢がある」と語ったようです。
続けて、クアドリフォリオバージョンは今後のすべてのアルファロメオモデルで検討されると述べています。最後に、強力なトナレは燃焼エンジンと電気モーターのどちらが有力か問われると、後者が有力であることを示唆したようです。
アルファロメオのフルエレクトリックモデルは2024年に発売されると予想されますが、これがトナーレ クアドリフォリオというわけでなく、現段階ではPHEVかEVかは不明です。
お馴染み「X-Tomi」デザインに協力を得た、予想CGのフロントエンドには、立体的カナードを備えるアグレッシブなコーナーエアインテークを装備、その横には縦スリットのエアカーテンを配置、フロントフェンダー上部にはエアインテークを追加するほか、クアドリフォリオ伝統の紋章が確認できます。
足回りには大径ホイールと、強化された赤いブレーキキャリパー&ブレーキディスクを装着、いずれのパワートレインにしても、最高出力は500psオーバーとなることは間違いないと思われます。