シンプル装備で気軽に車中泊!新型ハイエース・キャンピングカー「HACO×HACOライト キャンプコンプリート」登場

■流行のバンライフスタイルを投入!

キャンピングカーのジャンルで今、世界的な盛り上がりをみせているのが「バンライフ」と呼ばれるスタイルです。

これは、本格的キャンピングカーと比べるとシンプルな装備だけれど、ベッドだけのいわゆる車中泊仕様よりも凝った作りのカスタマイズカーのこと。

ハイエースなどのバン(ワゴン)をベースに、広い車内空間を活かしてシートやベッドなどを配置、シンプルな装備で旅を気軽に楽しむスタイルが、若い世代を中心に大きな支持を得ています。

新型ハイエース・キャンピングカーHACO×HACOライトキャンプコンプリート登場
ベース車はハイエースの4ナンバーボディ車

そんな最新トレンドを取り入れた新型キャンピングカーが、トイファクトリーの「HACO×HACO LIGHT CAMP COMPLETE(ハコ×ハコ ライト キャンプコンプリート)」。

2022年2月10日から発売されたこのモデルは、トヨタの商用バン「ハイエース」をベースに、有名コーチビルダー(キャンピングカー製造メーカー)の豊富な経験を活した使い勝手満点の装備を投入。

室内家具には、脱着可能なオリジナルユニット「モビリティユニットHACO×HACO」を採用するなどで、気軽で快適なキャンプや車中泊が楽しめる注目機種です。

●4ナンバーボディだから運転も楽

新型の主な特徴は、まず、ベース車にトヨタ「ハイエースバン」の標準ロング・標準ルーフ・5ドア(DX/DX-GLP)を採用。ロングボディなどの大型タイプと比べると、運転しやすい車体ですし、本格的キャンピングカーと違って外装はノーマルのまま(4ナンバーサイズ)。

新型ハイエース・キャンピングカーHACO×HACOライトキャンプコンプリート登場
広い就寝スペースも確保

そのため、キャンピングカー初心者でも取り回しなどが楽にできるほか、買い物や通勤など、普段使いにも十分対応します。

カスタマイズのポイントは、まず、セカンドシートが前/後向き両対応するほか、フラットベッドにもなるキャンピングシートを採用。リヤベッドマットとの組み合わせで、広いベッドスペースに展開することが可能です。

また、車内後部に設置でき、子どもが橫になれる長さ1180mm×幅1500mmの上段ベッドマットもオプション設定し、ファミリーユースにも対応します。

新型ハイエース・キャンピングカーHACO×HACOライトキャンプコンプリート登場
上段ベッドマット(オプション装備)

●室内家具は脱着も可能

さらに、前述の通り、室内家具にはモビリティユニットHACO×HACOを採用しています。

新型ハイエース・キャンピングカーHACO×HACOライトキャンプコンプリート登場
HACOHACOキャビネット(右側)

これは、ユーザー自身で組み立てや取り付けもできる専用設計のシェルフユニット。組立家具のようにDIYで気軽に組み立てられ、車両への組み付けもノブボルトを使い工具不要でOK。

脱着が簡単にできるため、たとえば、後から家具なしの内装にするなど、好みに応じたオリジナルの内装にアレンジできます。

ほかにも、清水・排水タンクを備えた電動シンクユニット、着脱式のテーブルなどを装備。天井や壁面パネルは木目調でアウトドア感も満点、クッションフラットフロア仕上げの床面により快適性も実現します。

新型ハイエース・キャンピングカーHACO×HACOライトキャンプコンプリート登場
電動シンク

オプションには、冷凍・冷蔵庫や天井LED照明のほか、愛犬家向けに汚れを防ぐシートファブリック「with PET」、ドッグアンカー、ワンちゃんマットなども用意。ユーザーのニーズに応じたさまざまな装備を揃えます。

乗車定員は6名で、就寝定員は2名。価格(税込)は、388万3000円〜480万400円(諸費用別)で、ガソリン車は2WDのみ、ディーゼル車は2WDと4WDから選べます。

(文:平塚 直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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