■「MRA-2」プラットフォームを採用、ボディサイズはCクラスとEクラスの中間
メルセデス・ベンツが新規に設定する「CLE」クラスのドロップトップバージョン、「CLE カブリオレ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
現在メルセデス・ベンツは、2ドアクーペ、およびオープンモデルの再構築を計画しており、「Sクラス カブリオレ」が廃止されたほか、「Cクラス」、および「Eクラス」のクーペ/カブリオレに代わる「CLE」クラスが導入されます。
厳冬のフィンランド山中でキャッチしたプロトタイプは、CLEのカブリオレバージョンであることがわかるものの、カモフラージュはかなり厳重です。
それでもユニークなヘッドライトを備えるスポーティなフロントエンド、傾斜したフード、曲線美のボディワークが確認できるほか、角張ったベルトライン、傾斜したトランク、さらには長いノーズや切り詰められたリアデッキも見てとれます。
ルーフはおそらく収納式のソフトトップが予想されます。
市販型では、「MRA-2」プラットフォームを採用、ボディサイズはCクラスとEクラスの中間になり、大人4人が快適に過ごせる十分な居住空間になると見られます。
キャビン内には、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、11.9インチのインフォテインメントシステムなど、同じプラットフォームを採用するCクラスを反映することになりそうです。また首回りを温める「AirScarf」ネックウォーマーなども期待できるはずです。
パワートレインは、最高出力258ps・最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンなどをCクラスと共有することが予想され、発売1年後には高性能AMG「CLE 43」や「CLE 53」も発売される可能性が高いです。