■「エアー」は5ナンバーサイズ維持、「スパーダ」は3ナンバーサイズに成長
ホンダは12月に入り、ミニバン「ステップワゴン」次期型の専用サイトをオープン、ティザーイメージを公開していますが、入手した情報を元にエクステリアデザインを大予想しました。
5代目となる現行型ステップワゴンは2015年に発売され、2017年に大幅改良を実行、2021年10月には生産終了しています。現在は在庫のみの販売となっており、これが7年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
エクステリアデザインは、ティザーイメージでチラ見せしている通り、原点回帰をイメージさせたワンボックスらしいシルエットが復活。
シンプルなサイドライン、Aピラーには視認性を確保した小ウインドウが配置されます。フロントエンドは、エッジを効かせた角形のヘッドライトには3連型プロジェクターがインサートされ、グリルは2段式を採用、立体的かつ迫力感を演出します。
横にも縦にもひらく「わくわくゲート」は改良され、電動式の新たなバージョンを装備する可能性がありそうです。
キャビン内では、最新世代のフルデジタルインストルメントクラスターと、12.3インチのインフォテインメントシステムディスプレイが搭載されると予想されます。
市販型では「エアー」と「スパーダ」のシリーズを設定、エアーは現行型同様の全幅1695mmと5ナンバーサイズをキープしますが、スパーダは1750mmへと拡大、3ナンバーサイズになると予想されます。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒+2モーター「e:HEV」ハイブリッドと、1.5リットル直列4気筒ターボガソリンエンジンがそれぞれ改良搭載されます。これまでガソリン車のみFFと4WDが設定されており、ハイブリッド車はFFのみでしたが、4WDを新たに設定、電動化を強化するとみられます。
安全装備では、最新世代の「ホンダセンシング」が全モデルに標準装備。対象の位置や速度の測定に強いミリ波レーダーと、対象の形や大きさの識別に強い単眼カメラを融合した高精度な検知機能で、安心・快適な運転を支援していきます。
ステップワゴン新型の発表・発売は2022年春ですが、1月7日にはオンラインで先行公開する予定となっています。