グラビアアイドル・佐々木萌香ちゃんと新型アクアをチェック! 座ってみるとリヤシートが広い♪

■新型アクアの居住性は先代とは明らかに違う

2021年7月19日に新型となったトヨタのハイブリッド専用車・アクア

新型アクアと佐々木萌香さん
新型アクアと佐々木萌香さん

ヤリスと同じTNGA GA-B プラットフォームとしながらも、ホイールベースの50mm延長などで全く趣を異にするクルマとなっています。

先代に比べても全長、全幅は同じながらも全高で30mm、ホイールベースも30mm拡大になっており、この部分を見ても新型アクアは先代と明らかに違うといえるでしょう。

新型アクア
新型アクア

そんなアクアのGグレードを、新作を出すたびにイメージDVD販売ランキングで常にトップランクに登場するグラビアアイドルの佐々木萌香さんと一緒に見ていきましょう。

●リアシートの広さ、そして作りに驚愕!

全長4050mmとコンパクトな新型アクアですが、2600mmという長めのホイールベースが効いているのでリアシートの居住性が高いのは想像に難くありません。

ホイルベース延長で足元に余裕があります
ホイールベース延長で足元に余裕があります

いや想像に難くないどころか、想像以上にリアシートが広い! これはホイールベースの延長もさることながら、前席のシートバック後ろ側の形状が最適化されているのも一助となっていると言えます。また、先代のアクアやヤリスに比べてリアシート着座位置のルーフの位置が高いために、頭上空間がかなり広いことも居住空間が広く感じる要因と言えます。

リアシートはサイドサポートもしっかり
リアシートはサイドサポートしっかり

リアシートそのものも、かなりしっかりしていると言えます。シートバックのサイド部分がかなり盛り上がっているために、サイドサポートがしっかりしています。

これは山道などコーナーの多い道などでも体が左右に振られにくくなるため、乗り物酔いなどになりにくいという効果が期待できます。

●ラゲッジスペースにも進化が見える

全長が変わらずにホイールベースが延び、リアシートに余裕が生まれたということは、その後ろにあるラゲッジスペースにしわ寄せが来ていると思われる方も多いと思いますが、そんなことはありません。

フラットになったラゲッジスペース
フラットになったラゲッジスペース

荷室長は44mm短くなって656mm、荷室幅は53mm拡大の1153mmとなっています。また、ラゲッジボードでフラット化されているので、むしろ使い勝手は上がっていると言えます。

開口部が広がったのにバックドアの高さはそのまま
開口部が広がったのにバックドアの高さはそのまま

ラゲッジのバックドア開口部は高さで75mm拡大の800mmとなって、積み下ろしも楽になっています。開口部が拡大されるとバックドアを開けた際に手が届かなくなる心配も出てきますが、身長160cmの佐々木萌香さんでも、開口時のバックドア後端の高さは標準時で楽々手が届く175cm程度になっています。

●細かな進化と大きな変化

2018年の新型カローラ以降、OEM車以外のトヨタ新型車のオーディオ類は、全てディスプレイオーディオに集約されています。

Gにはオプションの10インチディスプレイオーディオ
Gにはオプションの10インチディスプレイオーディオ

新型アクアの場合、Zグレードには10.5インチ、それ以外のグレードには7インチのディスプレイオーディオが装着されます。7インチ搭載車の場合は、メーカーオプションで10.5インチにアップグレードすることもできます。

トヨタのディスプレイオーディオはApple Car PlayとAndorid Autoに対応しているため、スマートフォンがあればカーナビをクルマに組み込まなくても、Googleマップでナビ機能を使うことが出来ます。しかし、Googleマップを使う際は、スマートフォンの電池切れで現在位置をロストすることが無いようにケーブル接続が必須となるため、その置き場所に苦慮することは否めません。

スマホの配線を考慮したセンタートレイ
スマホの配線を考慮したセンタートレイ

新型アクアはスマートフォンの配線を隠せるように考えられたセンタートレイを設けてあり、置き場所に困ることは無くなりました。これはきめ細かな進化と言えるでしょう。

シフトはゲート式から電子式スイッチへ
シフトはゲート式から電子式スイッチへ

操作系では大きな変化が起こりました。先代アクアやヤリスのシフトはゲート式でしたが、新型アクアではこれをプリウスなどと同じような電子スイッチ式としています。

シフトを電子スイッチ式にして、センターコンソールからインパネに移設したことにより、スマートフォンが置けるセンタートレイを設置できたと考えると、スペース効率は格段に上がっているといえるでしょう。

新型アクアの走行シーン
新型アクアの走行シーン

いわゆるBセグメントと言われるコンパクトカーの新型アクア。しかし、その進化や変化の内容からコンパクトカーやハイブリッドカーなどの括りにとらわれない、ちょっと上のクラス感をまとっているといえるでしょう。

トヨタモビリティ東京 井荻店
トヨタモビリティ東京 井荻店

今回の試乗車はトヨタモビリティ東京 井荻店よりお借りいたしました。こちらでは掲載の試乗車そのものが事前予約で試乗できます。

新型アクアが気になった方は、まずはご試乗してみることをお勧めいたします。

(写真・文:松永和浩

【関連リンク】

トヨタモビリティ東京 ご試乗ガイド
https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/carlineup/testdrive

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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