ピニンファリーナによるまったく同じ仕様は存在しない150台限定1900馬力のモンスターEV「バッティスタ・アニバーサリー」公開

■150台生産される「バッティスタ」の5台限定モデル「アニバーサリー」

以前お伝えしたように、1900PS/2300Nmという信じられないハイパワー・巨大なトルクを誇る、イタリアのピニンファリーナによる「バッティスタ・ハイパーGT」。このほど、アニバーサリーモデル「Battista Anniversario(バッティスタ・アニバーサリー)」がイギリスで公開されます。

ピニンファリーナ バッティスタ・アニバーサリー
5台限定の「バッティスタ・アニバーサリー」

各ホイールに1つずつ、合計4つのモーターが搭載され、最高出力は1873bhp(約1900PS)に達し、 0-186mph(0-約300km/h)加速を12秒でクリア。

エクステリアも印象的なこのハイパーGTは、カーボンファイバー製モノコックにカーボンファイバー、アルミニウム製のリヤサブフレーム、さらにカーボンセラミックブレーキが装備されています。

「バッティスタ」の生産台数は150台。内外装に多彩なオプションが設定され、まったく同じ仕様は存在しないそう。

バッティスタ・アニバーサリー
「バッティスタ・アニバーサリー」のインテリア

今回のアニバーサリー仕様は、9月1日に開幕する「サロン・プリヴェ・ウィーク」において英国で初公開されます。世界でわずか5台のみの限定生産で、2022年にはすべて予約済みの超高級モデルが顧客に届けられます。

このモデルは、ピニンファリーナのデザイン哲学の頂点に君臨する特別なモデルになります。同限定車は、「ビアンコ・セストリエール」「アイコニカ・ブルー」「グリジオ・アントネリアーノ」という3つのシグネチャーカラーを用意。

バッティスタ・アニバーサリー
3色のシグネチャーカラーを用意

改良型のカーボンファイバー製フロントスプリッター、サイドブレード、リヤディフューザーを含む空力パッケージ「フュリオサ」が採用されているのも特徴で、ダウンフォースの増強と高速域のスタビリティの向上を実現したそうです。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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