■他のミニバンと一線を画する個性派デリカD:5
今日は「生命保険の日」です。1882(明治15)年1月31日に、日本で初めて生命保険金が支払われたことが報じられたことに由来します。受取人が受け取った保険金は1,000円(現在の300万円相当)、支払った保険料は30円(現在の10万円相当)だったそうです。
また、1976年(昭和51)には鹿児島県で日本初の五つ子が誕生しました。ちなみに、世界でみれば2009年に米国で八つ子が誕生した記録があります。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
2007年1月31日、三菱から新型ミニバン「デリカD:5」が発売されました。
デリカD:5は、デリカ・スペースギアの後継モデルですが、1968年発売の初代から始まり長く人気をキープし続けているデリカ・シリーズの5代目にあたります。デリカの人気の秘密は、ミニバンながら4WDを装備した本格的なクロスカントリー性能を兼ね備えていることです。1980年代には、ディーゼルターボエンジンを搭載してパジェロとともにRVブームを牽引しました。
デリカD:5は、当時流行り始めたSUV色を強めて、先代のパジェロベースからアウトランダーベースに切り換えました。エンジンは、アウトランダーと同じ2.4L「MIVEC(三菱可変バルブ機構)エンジン」ですが、2012年には国内ポスト新長期規制に適合したディーゼルエンジンを追加設定。最大のアピールポイントである4WDシステムも、やはりアウトランダーで採用中の三菱独自の4WDを採用。これは、前後輪のトルク配分を適正に制御するシステムで、2WD/4WD/4WDロックの3つのモードを選択できる電子制御システムです。13年振りのモデルチェンジであり、スタイリングもスポーティに大きく変貌したことから本来のデリカの人気を取り戻すことに成功しました。
デリカは、三菱の中でも長く安定した人気を誇ります。それは、ミニバンでありながら三菱が得意とする4WDによって高い走破性も合わせ持つ唯一無二の個性派ミニバンだからでしょう。スマートとは言えない、何となく厳つい独特のフロントマスクも個性的ですね。
毎日が何かの記念日。それではまた明日!
(Mr.ソラン)