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■給油のタイミングなどをアンケート調査
クルマを走らせるために不可欠な「ガソリンの給油」ですが、皆さんはどんなタイミングで入れていますか?
最近は、災害時に車中泊などをすることも考えてこまめに入れる人も増えている一方で、燃料警告ランプが付くまで入れない、残量が半分になったら入れるなど、給油のタイミングは人によって様々です。
では、他の人はどうしているのか? 自動車保険などを手掛けるソニー損害保険株式会社(以下、ソニー損保)が実施した「2020年 全国カーライフ実態調査」によると、1000人中の半数以上が「残量が1/4以下になったら」入れているようです。
また、給油する際には「満タン」にする人が約8割近くいるなど、様々な給油のやり方についての傾向が分かりました。
●一定の金額や量を入れる人は少数派
この調査は、ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳〜59歳の男女(10代・20代、30代、40代、50代、男女各125名)を対象に(有効回答数1000サンプル)、2020年10月23日〜10月26日の期間に行われたものです。
それによると、まず「どのタイミングでガソリンを入れることが多いか」という質問に対しては、「残量が1/4以下になったら」が50.9%で最多に。
以下、「残量が半分以下になったら」(24.7%)、「警告灯がついたら」(13.4%)、「残量が3/4以下になったら」(7.4%)、「少しでも減ったら」(3.6%)といった結果になっています。
前述の通り、ガソリンの残量が1/4以下になったことを目安に給油をしている人が多いようですね。
ガソリンを入れる際、「どのように入れることが多いか」という質問については、「満タンまで入れる」が75.1%で1位に。以下、2位「一定の金額分を入れる」(20.0%)、3位「一定の量を入れる(残量にかかわらず)」(4.0%)、4位「残量が一定の量になるように入れる」(0.9%)といった順位になっています。
●一定金額入れる人は「2000円〜3000円未満」が最多
調査では、ガソリンを入れる際「一定の金額分を入れることが多い」という200名に対し、「いくら分を入れているか」を聞いたところ、「2000円〜3000円未満」(40.5%)が最も多い割合になりました。
また、回答した金額にしている理由についても聞いたところ、「そんなに乗らないから」(1000円)や「ちょうどよい量になるから」(2000円)、「満タン近くになるから」(3000円)といった回答が返ってきました。
一方で、ガソリンを入れる際に一定の量を入れることが多い40名に、「毎回どのくらいの量を入れているか」と質問したところ、最も多かった回答は「20リットル〜30リットル未満」(52.5%)。
さらに、回答した量にしている理由では「1か月分の量だから」(10リットル)や「満タンだと車が重く感じるから」(20リットル)、「15リットルごとにクーポンがもらえるから」(30リットル)、「ポイントを多くもらいたいから」(40リットル)といった理由が挙げられました。
ガソリン代はクルマに掛かる費用の中でも、特に多くの人が気にしていることのひとつ。それだけに、皆さん給油のやり方にも様々な工夫をしているようですね。
ベストな給油のタイミングや量は、クルマの使用頻度や使い方、行動範囲などで当然変わってきますが、いつ入れるべきか迷っている人などは、ぜひこれらを参考にしてみて下さい。
(文:平塚直樹 *写真は全てイメージです)
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