トヨタブースでEVにカスタマイズされたトヨタ2000GTを見て、大いに感動していたら、またもトヨタ2000GTを発見しました。
本物だと思いました。だって5種類も並んで展示してあったんですもの。
出展元のロードスターガレージさんに、いくつか気になる点を伺ってみました。(写真はオープン仕様です)
Q:ベース車両は、今もNAロードスターなんですか?
A:リトラクタブルライトの機構を使う必要があるから、NAでやっています。
→リトラクタブルライトは対人安全対策で今のクルマは採用されていませんからね。
Q:ホイールベースを伸ばしているんですね。
A:ええ、30cm近く伸ばしています。
Q:エンジンとサスの両方ですか?
A:いえ、エンジンはそのままで、フロントのサスとタイヤを前出ししてます。ロードスターはボディ構造がしっかりしているので、それができるんです。
→ということは、超フロントミッドシップですね~。
Q:標準のクローズドルーフから、オープン、タルガ。レース仕様まで含めて5種類もあるなんてすばらしい。気になるお値段はおいくらですか?
A:オープンの800万円からです。
Q:ロードスターベースだから、オープンが一番安いんですね。
A:トヨタ2000GTのオープンカーは、トヨタは正式には2台しか作っていないんです。本来、絶対手に入らないクルマなんです。是非オーナーさんには、そういう雰囲気を含めて楽しんでほしいですね。
→800万~をロードスターの値段と比べるか、2000GTの相場価格と比べるかで、感じる価値観が全然違いますよね。
正直値段が800万からと聞いて、ビックリしました。
でも本物トヨタ2000GTの相場は数千万と言われていますし、ましてや映画007のボンドカーにも使われたオープンカーは手に入らない訳です。きっと2000GTは、維持費も桁が違うでしょう。
そう考えると、NAロードスターを維持する感覚でTOYOTA2000GTの雰囲気を楽しめるのですから、ロードスターガレージさんのレプリカは、究極のドレスアップだと実感した次第です。
(拓波幸としひろ)