■「CMF-C」プラットフォームをメガーヌと共有、新型Tクラスとも兄弟に
メルセデス・ベンツは2022年発売に向け、コンパクトミニバン「Tクラス」を開発していますが、そのTクラスと車台を共有する「シタン」次期型のティザーイメージを初公開しました。
Tクラスは、ビジネスからレジャーまで幅広い層に対応するMPVで、すでにラインアップされている商用車「シタン」とは兄弟車となります。
シタン次期型は、ルノー日産三菱アライアンスにより開発、「メガーヌ」でも使用されている「CMF-C」プラットフォームを採用し、パネルバン構成の貨物量を改善、乗用バージョンでは乗客スペースが向上するとみられます。
新型ルノー「カングー」をベースとするシタンは、多くのコンポーネントを共有、数日前にカングーがEVバージョンとフレームレスサイド・カーゴドアを発表しましたが、同様にフルEVモデルも設定される見込みです。
そのほかのパワートレインは、ルノー最新世代の1.5リットル直列4気筒ターボディーゼル、最高出力80ps、95ps、116psを発揮するダイムラー/ルノーの1.3リットルdCiターボユニットのほか、ハイブリッドモデルなどがラインアップされると思われます。
シタン次期型のデビューは、2021年後半にワールドプレミアが確定しています。
(APOLLO)