■下向きに設置して低音を効率よく放射させる「ダウンファイヤリング方式」を採用
車内でいい音を楽しみたいというニーズは昔も今も変わらないはず。スピーカーやヘッドユニットの交換など手軽にできるものから、本格的なデッドニングなど多彩な手法があります。
サブウーファーの導入も音質の向上に大きく寄与します。パイオニアが2020年10月11日から発売するパワードサブウーファー「TS-WX010A」も例に漏れず、豊かな音場演出に貢献してくれるアイテム。
助手席足元に設置する業界最小サイズを謳うパワードサブウーファー「TS-WX010A」は、重低音を再生する一般的なサブウーファーと異なり、ビート感のある歯切れの良い低音で楽曲の低域を補強する新しいスタイルを提案。
助手席足元に設置することで得られる、コーナー音響効果を最大限に利用し、小型でありながら量感のある低音再生が可能としています。足元へ設置することで、「TS-WX010A」の低音とフロントスピーカーの音がスムーズにつながり、自然な前方定位で一体感のある豊かな音場が得られるそう。
特徴のひとつは、先述したように、助手席の足元設置により得られるコーナー音響効果。これを最大限に利用することで、コンパクトサイズでありながら量感のある低音再生を実現すると共に、サブウーファーを下向きに設置して低音を効率よく放射させる「ダウンファイヤリング゙方式」が採用されています。
助手席の足元設置により、同機の低音とフロントスピーカーの音がスムーズにつながり、自然な前方定位でフルレンジ再生のような一体感のある豊かな音場を実現。また、クルマの純正フロントスピーカーとの組み合わせでも量感のある音が楽しめるというのもうれしいポイントです。
気になる設置性は、助手席の足元に設置しても邪魔にならない230(W)×70(H)×116mm(D)というコンパクトサイズで、好みや設置スペースに応じて横置き、縦置きから選択できます。
さらに、省電力設計でオーディオ裏から電源を取得できるので、車両のバッテリーと接続してシート下やトランクルームへ設置する一般的なパワードサブウーファーに比べ、簡単に取り付けることが可能。
パワードサブウーファー「TS-WX010A」の価格はオープンで、店頭予想価格は1万4000円前後(税別)となっています。
(塚田勝弘)