■レクサス風エキゾーストシステム、大型のリアウィングを装備
BMWは、9月24日にハイパフォーマンスモデル『M3』『M4』を初公開しましたが、さらなる過激モデルとなる「M4 GTS」らしきプロトタイプをカメラが初めて捉えた。
撮影に成功したプロトタイプは、レクサススタイルのエキゾーストシステムをインストールしているほか、大型の固定リアウィングを装着しています。またリアバンパーの外側コーナーや、張り出したサイドシル後部にはフィンが確認できます。
フロントエンドも特徴的で、より大口のコーナーエアインテーク、目立つフロントスプリッターなどが見てとれます。
またメガ・キドニーグリルにも変化が見られます。ベースのM4クーペは、上部近くで外側に広がり、内側に向かって先細になりますが、このプロトタイプは真っ直ぐに見えます。
ただし、カモフラージュのトリックや写真の角度による可能性もあり断定はできないでしょう。
現段階でこのプロトタイプの正体を確定することは難しいですが、トラック重視の「M4 GTS」の可能性が高いようです。
M4クーペのパワートレインは、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は480ps、コンペティションバージョンでは510psを発揮しますが、M4 GTSでは、それ以上が確実となり、より強化されたサスペンション設定、強力なブレーキを装備、軽量化されたシャーシに乗るはずです。
M4 GTSが「M tuned xDrive」全輪駆動か後輪駆動か、また6速MTか8速ATかも注目されます。
(APOLLO)