山口Jack京一、マツダ広島本社で本人の体験談、マツダとの思い出を公演で語った

■山口京一さんのみぞ知るマツダとの関係を披露

2023年の年末、日本人自動車ジャーナリストとしてもっともグローバルに活躍している山口京一さんが、マツダを訪れました。

マツダ三次自動車試験場にて、参加者と試乗車で記念写真
マツダ三次自動車試験場にて、参加者と試乗車で記念写真

初日は三次自動車試験場(テストコース)にて、テストドライバーの運転による歴代マツダ車の「再」試乗。試乗車はコスモスポーツから最新のロータリーEVのMX-30まで勢揃い。

ロータリー生産工場を見学する山京さん
ロータリー生産工場を見学する山京さん

翌日は、最新の8Cロータリーエンジン組み立て工場で、再開したロータリーエンジン量産現場を見学しました。

その後、マツダ広島本社で公演を行いました。集まったのは、小飼前社長をはじめとするマツダOB及び現社員の皆さん。

講演内容は、山口京一さんのかつての東洋工業(現マツダ)との繋がりや、マツダのチャレンジスピリットがいかなるものだったのか、などなど、山京さんのみぞ知る内容ばかり。

ノベルティの越中ふんどし
ノベルティの越中ふんどし

オープニングでは、かつてマツダ(東洋工業)から配られたという越中ふんどしのエピソードと現物(おそらく未使用)を紹介。

会場内は「へー、知らなかった」「なるほどそうだったのか」という声で溢れていました。

その全内容は以下です。所用で参加できなかった毛籠社長をはじめ、社員の皆さんも是非ご覧になって下さい。

●講演後はプレゼント交換会!?

公演終了後、山京さんはロータリーを生み出した立役者である山本健一さんのサイン入りローター時計をマツダに返納。

マツダからは、額装されたコスモスポーツの設計図のコピーが山京さんへプレゼントされました。

そして、最後に記念写真を撮って終了。

Jack@mazda_Hiroshima-20231213-144500

このようなプログラムを組んでくださったマツダの皆さまに、山京ファンの私からも御礼を言いたいと思いました。

革新的なものづくりを続け、幾多の危機を乗り越えてきたマツダには「絶対に負けない根性」があるんだ。そういう思いを胸に、僕も広島を後にしました。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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