コンチネンタルタイヤ「オールシーズンコンタクト2」が新登場! ハンドリング&燃費性能を向上、雨天問わず制動力もアップ

■冬の冷たい雨や突然の降雪でも優れたグリップ力を発揮、燃費、電費向上にも寄与

非降雪地域の新たな選択肢として、オールシーズンタイヤが増えつつあります。コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、プレミアムオールシーズンタイヤを謳う「AllSeasonContact 2」を2024年2月15日に発売します。

発売サイズは、15~21インチの49サイズで、順次拡大される予定です。価格はオープン。

コンチネンタルタイヤの「AllSeasonContact 2」が新登場
コンチネンタルタイヤの「AllSeasonContact 2」が新登場

前モデルの「AllSeasonContact」技術を進化させた「AllSeasonContact 2」は、車両のタイプを問わず幅広い車種に対応するべく開発が推進されました。

トレッドパターンを一新した
トレッドパターンを一新した

トレッドパターンのデザインが新しくなったのをはじめ、ラバーコンパウンド、カーカス構造の採用とその組み合わせにより、前モデルで定評のあったスノー性能を妥協することなくドライ、ハンドリング性能の向上が果たされています。

ウェットとドライ両路面での制動距離の大幅な短縮が見どころになっています。

具体的には、前モデルから進化した「AllSeasonContact 2」のアダプティブパターンがトピックス。「オフセットVシェイプパターン」とC字型のトレッドブロックが特徴になっています。

コンチネンタルタイヤの「AllSeasonContact 2」の発売サイズ
コンチネンタルタイヤの「AllSeasonContact 2」の発売サイズ

外側に向かって開いた方向性のある「オフセットVシェイプパターン」と「オープンショルダーグルーブ」が、素早く、効率的に水を排出することで、優れた耐ハイドロプレーニング性能とウェット路面での安全性を確保。タイヤのセンター部分に、「セルフレインフォースリンク」で連結されたC字型ブロックパターンが配置されています。

これによりトレッド剛性が向上し、新品時からタイヤ寿命の終わりまで、優れたハンドリング性能が持続されます。

さらに、走りや安全性を損なうことなく転がり抵抗性能も大きく向上することで、燃費低減とバッテリーEVの航続距離伸張にも寄与。温かい季節のドライ、ウェット両路面での操縦安定性、ブレーキング性能、冬の冷たい雨や突然の降雪でも優れたグリップ力を発揮し、年間を通して、従来モデルよりも高いパフォーマンスを発揮します。

コンチネンタルタイヤの「AllSeasonContact 2」の路面適合表
コンチネンタルタイヤの「AllSeasonContact 2」の路面適合表

燃費、電費向上に寄与する素材として、エネルギー効率を向上させるカーカスとインナーライナーに、低ヒステリシスの新素材が使われています。エネルギー損失が減り、転がり抵抗が向上。加えて、先述したアダプティブパターンの採用によって力の伝達が最適化され、タイヤ摩耗が低減し、タイヤの寿命も長くなっています。

また、「AllSeasonContact 2」のラバーコンパウンドは、コンチネンタルを代表する夏タイヤと冬タイヤ用に開発され、5つのコンパウンドの組み合わせから生まれたオールシーズンタイヤ専用になっています。

コンチネンタルタイヤの「AllSeasonContact 2」のサイドデザイン
コンチネンタルタイヤの「AllSeasonContact 2」のサイドデザイン

「チリブレンドコンパウンド」と名づけられたコンパウンドにより、冬の寒冷な路面や雪道での確実なグリップ力と正確なステアリングレスポンスを発揮。新開発された柔軟な「エラストマーネットワーク」が摩耗を抑え、燃費、電費向上に寄与しています。

(塚田 勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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