■新たな基準を打ち立てるスーパーカー
アストンマーティンが生産開始を直前に控える新型ハイパーカー「ヴァルハラ」の最新プロトタイプが、最新デザインを身に着けてサーキットに出現しました。
ヴァルハラは、2019年のジュネーブモーターショーにて公開された「AMG-RB 003」の市販型となります。量産型プロトタイプは2021年に公開されましたが、それ以来、情報が途絶えていました。
しかし、突如ティザーイメージが公開され、再び注目が集まっています。詳細は明らかになっていませんが、同ブランドは「新たな基準を打ち立てるスーパーカー」を開発していると発表しました。
ヴァルハラは長年にわたって進化しており、最新プロトタイプでは、わずかに異なるデザインになっています。
フロントエンドでは、LEDデイタイムランニングライトのストリップを備えた新しいヘッドライトが見えます。また、よりアグレッシブなインテークとベンチレーション付きのフロントフェンダーが加わりました。さらに形状が変更されたスプリッターもあり、外側の端に垂直フィンが付いています。
流線型のボディワークとリフレッシュされたサイドスクープが見られるように、アップデートはAピラーの後方でも続いています。 新しいミラーとフラッシュマウントハンドルを備えた改良されたドアを装備しているのが見てとれます。
現段階でわかっているスペックは、3つの電気モーターとツインターボ 4.0 リットルV8フラットプレーン・クランクエンジンで構成されるプラグインハイブリッドパワートレインを搭載することです。このセットアップにより、全輪駆動と最高出力1,012psの出力が得られます。
これにより、0-62マイル(0-100km/h)を2.5秒以内に加速し、最高速度217マイル(349km/h)に達することが可能になります。また、時速149マイル(240km/h)で1,323ポンド(600kg)以上のダウンフォースを生成すると言われています。
ヴァルハラは、2024年内は生産開始予定ですが、さらにデザインの進化があるかもしれません。