■急速充電が可能で、最大850mm(33.4インチ)の水深が航行可能
JLR(ジャガー・ランドローバー)は、フラッグシップ・クロスオーバーSUV「レンジローバー」に史上初となるフルエレクトリックモデルを導入すると発表、その車名が「レンジローバー・エレクトリック」となることがわかりました。
現段階で分かっていることは、V8レベルのパフォーマンスとクラス最高のオフロード性能を発揮、800ボルトのアーキテクチャを備え、ソフトウェアの無線アップデートをサポートするということです。
同社によると、次期レンジローバー・エレクトリックは「これまでに作られた中で最も静かで最も洗練されたレンジローバー」になるといいます。
レンジローバーV8に匹敵するパフォーマンスを提供するとともに、牽引、歩行、全地形対応テクノロジーを搭載し、「他の高級電動 SUV を上回る」と同社は述べています。
量産モデルを支えるのは、ジャガー・ランドローバーのフレキシブルなモジュラーアーキテクチャです。現在のマイルドハイブリッドおよびプラグインハイブリッドモデルと同様に、英国で設計・製造されます。
バッテリーと電気駆動ユニットは、ウルヴァーハンプトンにある同ブランドの電気推進製造センターで製造および組み立てられます。レンジローバー・エレクトリックは800ボルトの電気アーキテクチャも備えており、急速充電が可能。さらに、最大850mm(33.4インチ)の水深が航行可能だといいます。
ランドローバーは、今後ラインナップを順次フルエレクトリック化していく計画で、クロスオーバーSUVの王様も、いよいよ本格的EV時代の到来となりそうです。