SUVの王様「レンジローバー」もついにEV化へ。ティザーイメージが公開

■急速充電が可能で、最大850mm(33.4インチ)の水深が航行可能

JLR(ジャガー・ランドローバー)は、フラッグシップ・クロスオーバーSUV「レンジローバー」に史上初となるフルエレクトリックモデルを導入すると発表、その車名が「レンジローバー・エレクトリック」となることがわかりました。

レンジローバー・エレクトリック ティザーイメージ
レンジローバー・エレクトリック ティザーイメージ

現段階で分かっていることは、V8レベルのパフォーマンスとクラス最高のオフロード性能を発揮、800ボルトのアーキテクチャを備え、ソフトウェアの無線アップデートをサポートするということです。

同社によると、次期レンジローバー・エレクトリックは「これまでに作られた中で最も静かで最も洗練されたレンジローバー」になるといいます。

レンジローバー・エレクトリック ティザーイメージ
レンジローバー・エレクトリック ティザーイメージ

レンジローバーV8に匹敵するパフォーマンスを提供するとともに、牽引、歩行、全地形対応テクノロジーを搭載し、「他の高級電動 SUV を上回る」と同社は述べています。

量産モデルを支えるのは、ジャガー・ランドローバーのフレキシブルなモジュラーアーキテクチャです。現在のマイルドハイブリッドおよびプラグインハイブリッドモデルと同様に、英国で設計・製造されます。

バッテリーと電気駆動ユニットは、ウルヴァーハンプトンにある同ブランドの電気推進製造センターで製造および組み立てられます。レンジローバー・エレクトリックは800ボルトの電気アーキテクチャも備えており、急速充電が可能。さらに、最大850mm(33.4インチ)の水深が航行可能だといいます。

ランドローバーは、今後ラインナップを順次フルエレクトリック化していく計画で、クロスオーバーSUVの王様も、いよいよ本格的EV時代の到来となりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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