■記念すべき第1回の「九州トリコフェスティバル」が大盛況
これまで「九州トリコローレ」として開催されてきたイタリア車・フランス車のイベントが心機一転「九州トリコフェスティバル」として生まれ変わり、その記念すべき第1回目が2023年11月5日、熊本の阿蘇・瀬の本レストハウスにて開催されました。
「九州のイタフラ車シーンをもっと盛り上げていきたい」というテーマで、九州地区のカーショップが共同でイベント事務局を立ち上げたところからプロジェクトがスタート。準備期間を経て、いよいよ実施されましたが、本州に比べてイベントの少ないエリアだけに、この日を待ちわびたファンが多数集結し、会場内は予定を上回る台数でいっぱいに埋め尽くされました。
発起人である佐賀のカーショップトリミ、鳥實代表の挨拶でイベントがスタート。
午前中はゆっくり他の参加者の車を見学したり、ユーザー同士で親交を深めたり、なかなかお目にかかれないパーツメーカーのデモカーをチェックしたり、出展企業の担当者にカスタマイズの相談をしたりと、限られた時間を有効に使う参加者の姿も多く見られました。
出展ブースは「ASSOインターナショナル」「アルバートリック」「イブデザイン」「ユニルオパール」「CACAZAN」「橋本コーポレーション」「19autodesign」など、バラエティに富んだ顔ぶれとなりましたが、いずれも九州トリコフェスティバルの想いに共感し、本州や四国から海を渡って参加。遠方の出展社は、フェリーに車を積んで九州へ上陸、気合満点でやってきてくれました。
また漫画家の田中むねよしさんをゲストに呼び、なんと参加者と愛車の似顔絵をその場で描き上げてプレゼントするという、ビッグサプライズ企画も実施。
田中先生は実車をしっかりとチェックしたうえで仕上げてくれるので、かなりリアルな表現の作品となっていました。これには当選者も大喜び。「一生の宝物になります!」と話していたのが印象的です。
午後は、全員で記念撮影をしてから希望者参加によるオークションコーナーへ。ここでは、協賛企業とショップが赤字覚悟で、ホイールやエアクリーナーキットをオークションへ放出。市場価格よりも大幅ディスカウントのお値打ちプライスで落札できた参加者にとっては、またとないお土産となったようです。
そのままビンゴ大会になだれ込み、イベントもクライマックスへ! たくさんの景品が用意され、多くの参加者が戦利品をゲットできていたようです。
阿蘇の雄大な景色に囲まれた、絶好のロケーションで過ごす秋の一日。参加した皆さんからは自然と笑顔が溢れだし、会場全体からハッピーなオーラに満たされていました。
(文・写真:TOKYO CIAO MEDIA)