帰ってきたD1お台場! TEAM TOYO TIRES DRIFTの美しいドリフトをこの目で楽しんできました【週刊☆久保まいカー日記06】

■待ってました! お台場でのD1 GRAND PRIX!

2023年11月5日まで行われていたジャパンモビリティショー2023は4年ぶりの開催でしたが、日本最高峰のドリフトの大会「D1 GRAND PRIX(ディーワングランプリ)」(以下D1GP)のお台場での開催も4年ぶり!

テンションあがってます♪
テンションあがってます♪

恥ずかしながら、D1を見るのは、初! お台場で毎年開催されている、モータースポーツジャパンでのドリフトのデモランは見たことがあったのですが、ちゃんとレースを見るのは初めてでした。

2023年11月11日(土)が第9戦、そして翌日11月12日(日)は最終戦となる第10戦が開催されました。

シリーズチャンピオンも気になるところ。もちろん、TEAM TOYO TIRES DRIFT、そしてTOYO TIRESサポート選手の皆さんの名前もシリーズチャンピオンの可能性が大いにあり、期待大でした。

●TEAM TOYO TIRES DRIFT、そしてタイヤサポートドライバー

2023 TEAM TOYO TIRES DRIFT GALSのお二人も全力応援♪左:逢坂真希ちゃん 右;白石美音ちゃん
2023 TEAM TOYO TIRES DRIFT GALSのお二人も全力応援♪左:逢坂真希ちゃん 右;白石美音ちゃん

TOYO TIRES株式会社様のドリフト競技チーム、TEAM TOYO TIRES DRIFT。2007年に結成され、現在までD1GPに参戦している名門チームです。

タイヤは、PROXES R888R Drift、ドリフト競技向けのモータースポーツタイヤです。

ドライバーは今年もこのお2人!! 川畑真人選手! 藤野秀之選手! そして、他にもタイヤサポートをしている松山北斗選手、松井有紀夫選手、長井利樹選手!

そしてそして、D1Lights(ディーワンライツ)に参戦している玉城詩菜選手の皆様です。

【D1GP】
TEAM TOYO TIRES DRIFT
88号車 川畑 真人(かわばた まさと)選手
66号車 藤野 秀之(ふじの ひでゆき)選手

タイヤサポートドライバー
+LenoRacing watanabe
77号車 松山 北斗(まつやま ほくと)選手

TEAM RE雨宮 マツモトキヨシ APA
7号車 松井 有紀夫(まつい ゆきお)選手

Hot Wheels × Roket Bunny Racing
39号車 長井 利樹(ながい としき)選手

D1Lights
TEAM TOYO TIRES DRIFT
14号車 玉城 詩菜(たまき しいな)選手

●単走と追走

単走は1台のみで走行
単走は1台のみで走行

いかにかっこよく、そして美しく走れるか。

D1GPの魅力がそこはあります。

D1GPの種目、単走(たんそう)と追走(ついそう)。単走はその名の通り、1台ずつ2回走行します。そして上位16位までが、追走へ進むことができます。

追走は、トーナメント方式で2台で前と後ろ、入れ替えて行われます。採点方法は、コース上に通過しなければならないゾーンや、D1GP独自の機械採点システムDOSS(ドス)が採用されたりしています。追走のビタッと並んで走る瞬間はとてもドキドキしますよ~!!!

●波乱の予感!? 第9戦リポート

第9戦土曜日の朝、お台場は強風の影響で、前日に設営されていた会場内設備が大変なことに…。チームの垣根を越えて、安全課確保作業が行われていました。

併催の無料エリア、モーターファンフェスタ2023は中止になってしまいましたが、皆様のおかげで復旧作業が進み、D1GPは開催されることが決まり、安心しました。

関係者の皆様、ありがとうございます。

配信ではよくD1GPを見ていたのですが、やはり現地観戦は迫力が違います。ダイナミックな音、走り終わったあとも残る白煙、タイヤのにおい…、そして会場のアツい雰囲気、全てに感動していました。

単走は1台での走行なので、走りの美しさが良くわかり、かっこよかったです。追走は2台での攻防、コーナーへの進入角度やタイミング、ブレーキングなどのドライビングテクニックがさらに問われていくので、お互いのせめぎあう瞬間がドキドキしました。

配信を見ていてもドキドキはしましたが、現地観戦はその感覚をはるかに超えてきます。

日が暮れて、会場にも明かりが入り、マシンのライトが光る…。とてもかっこよかったです。夜のドリフトも最高でした!

・【単走】長井選手

・【単走】川畑選手

・【単走】松山選手

・【単走】松井選手

・【幻想的な白煙】

●藤野選手、優勝!

おめでとうございます♪
おめでとうございます♪

初めてのD1GP観戦、なんとTEAM  TOYO TIRES DRIFTの藤野選手が優勝!

おめでとうございます!!

最高の瞬間!勝利の笑顔♪
最高の瞬間!勝利の笑顔♪

D1GPの結果発表は、決勝戦の追走、前後入れ替えての2本の走行終了後にある表彰セレモニーでの発表です。サーキットレースのようにゴールした瞬間に勝敗がわかる方法ではないので、その表彰セレモニーの短い時間の間でもドキドキしました。

コースの上を歩ける貴重な体験♪
コースの上を歩ける貴重な体験♪

表彰セレモニーのあとは、コースウォーク。実はこれ、結構楽しみにしていました♪ コースウォークも初めての経験でしたので、とても楽しかったです♪ タイヤの破片や、タイヤ痕も見れて、テンション上がりました♪

コースウォーク中は、選手のファンサービスが行われていました。サインをもらったり、一緒に写真を撮ってもらったり♪

・【追走】藤野選手

・【追走ファイナル】藤野選手

●これが魅力的! 久保まい感動ポイント

爽やかな笑顔、ありがとうございます♪
爽やかな笑顔、ありがとうございます♪

レースももちろんかっこよくて感動して、最高なのですが、私がいいなと感じたのは、ドライバーさんとお客様の距離感。

追走セレモニーで行われる選手入場。窓を開けて、いや…え???! ドアも開きながら!?!!(すごい)
身を乗り出してみんなに手を振ってくれる…。目が合ったかわかりませんが、たぶん合ったと信じて(笑)とても嬉しかったです♪

いつも笑顔で対応してくださる優しいお人柄の松井選手♪ありがとうございます♪
いつも笑顔で対応してくださる優しいお人柄の松井選手♪ありがとうございます♪

ファンサービスが素晴らしい!!! 最後のコースウォークでも、先ほど書いたようにドライバーさんと会えます♪ そこでドライバーさんにサインや写真を撮ってもらうための列ができているのですが、お客様の礼儀正しさに感!!

初めましての長井選手♪ファンサービス中もひときわ明るい雰囲気で、かっこいい長井選手のファンの方が多くいらしてました♪
初めましての長井選手♪ファンサービス中もひときわ明るい雰囲気で、かっこいい長井選手のファンの方が多くいらしてました♪

なにかで仕切りがされていたりは特にないのですが、自然と列になり順番を待つ。後ろが通れるように道を空けてくれている。多くのお客様がいてもパニックにならないのは、お客様同士の配慮や優しさがあるからだと思いました。

私も、ドライバーの皆さんにお写真をお願いしたかったので、皆さんと同じように列に並びました。

ここがセクター4だっ!!
ここがセクター4だっ!!

最後まで感じた人の優しさや想いやりの温かさ。これもD1GPの魅力の一つだと私は感じました。

【追走前セレモニー】

●TOYO TIRES CAFE

マシンの絵が入っているラテアート。かっこいいです♪
マシンの絵が入っているラテアート。かっこいいです♪

今回お邪魔させていただいた、TOYO TIRES様のVIP観戦スタンド。そこには「TOYO TIRES CAFE」がオープンしていました♪

これはテンション上がります♪
これはテンション上がります♪

かっこいいマシンのラテアートが施されたカフェラテで、心も身体も芯まで温まりました♪

他にも豪華なお食事や、快適なソファ、かわいいライトの装飾など、これぞVIPの素晴らしい空間で最高の瞬間を皆様と味わう事とができ、忘れられないひとときでした。

ありがとうございました。

●最終戦結果は…

私が伺った翌日の最終戦。総合優勝は松山北斗選手! 準優勝は藤野秀之選手!! おめでとうございます。

決勝戦はTOYOTIRES対決でした!

そして、2023年シリーズチャンピオンは、前日優勝を獲得した藤野秀之選手!!! おめでとうございます!!

初めてのD1GP観戦、直接目で見て、耳で聞いて沢山の事を感じることができ、そして何よりも素晴らしい結果を見ることができて、とても感動しました。ありがとうございました。

今シーズンのD1GPは終わってしまったのですが、まだD1GPを見たことのない方は、ぜひ来シーズンは現地観戦をして欲しいです。

私が感じた素晴らしい時間を皆さんにも感じて欲しいです。

久保 まい